こんにちは! てらっちです♪
「わたしは臭いが苦手です」とFacebookで書いていたら、それ、化学物質過敏症ですよ?
と言われて驚きました。
いやまったくの認識不足で、化学物質過敏症はホルムアルデヒドに反応する人でわたしは無縁なこと!とこれまで勘違いしていたのですが
なんとびっくり、ニオイ過敏も「化学物質過敏症」、つまりわたしはバッチリ該当者でした。
今回は、わたしの化学物質過敏症について、現在の対処と、本を読んで感じたことを合わせて記録しておきます。
わたしは化学物質過敏症だった
わたしはちょいちょい、きつい匂いが苦手!と公言していました。でも、そういう体質でもはあるけど、まさか化学物質過敏症とは夢にも思わずにいたんです。
香料過敏もそれに該当するんですね。ずっと人ごとだと思ってました。
そこで紹介された本が、Kindleのこちら。
わたしもこちらの著者さんのように香料のきつい匂いが苦手。本を読むと、あーそれそれ!と内容に共感しながら改めて自分の体のことを再認識しています。
わたしのニオイ過敏の始まり
昔から片鱗はありました。
幼稚園のころが1番ハッキリと思い出せる古い記憶かもしれません。 父親がベビースモーカーで、彼の車に乗ると、必ず車にこびり付いているタバコのニオイがわたしを襲い、気持ち悪くなるんです。なので深呼吸して息を止めてから乗っていました。(まあすぐに呼吸するわけなので、ハンカチや布で鼻と口を覆っていました)
あれ?と思い始めたのは、大好きなフェリシモさんで香り付きの小物を購入したとき。
あまりにひどいニオイに憤慨し、「こんなにひどい匂いのものを売るなんて!」と文句のコメント入れて返品したことがありました。あれは申し訳なかった。今思えばわたしがニオイ過敏なだけだったんですね。
結婚してから、洗剤や、部屋や車の芳香剤、ニオイのあるものにはやたらと文句を言う私という自覚はありましたが、ちょっとこだわりが強いくらいだと思っていました。
確定的になったのは、会社の社員旅行でした。
海外のホテルの玄関は、大抵香りが焚き込められていまして、そこで悶えていたのは、社員30人中私と、友人1人だけという現状に、さすがに「あ、わたしは人とは違うんだ!」と改めて自覚しました。
その時、他の30人にリサーチしたところ、「別に?」という反応だった時は、ショックでしたね。わたしは一刻も早く、その場を立ち去りたいほど、気持ちが悪く酔っていたのですから。
化学物質過敏症のメカニズム
本によると、化学物質過敏症のシステムは花粉症のように、身体の中に蓄積されていったものが溢れ出した時に発症するとのこと。
身体の中に大きなバスタブがあって、次第にその中に化学物質が溜まってゆき、そこからあふれると、発症するという表現でした。
なので、香料にずっと囲まれた暮らしをしていると、なんでもない方もある日発症する可能性もあるのでしょう。
我が家の洗濯事情
最近では、ニオイに耐えられずに柔軟剤をやめ、そして洗剤の香料も射程圏内に入ったため香料なしに変更しました。
特にア◯エールのにおいが本当に我慢できないくらいにダメなんです。
調べていくと、どうやら洗濯洗剤に含まれる合成洗剤は、環境にも肌にも良くないらしいので、どうせなら環境にも優しいものを!と、 ナチュラルクリーニングをすでに実践している足立美和さんに、本橋ひろえさんの本を教わり、掃除と洗濯について勉強しました。
現在は、パルシステムでせっけんや重曹などを使用した洗剤へと順次変更しています。
ただ洗濯洗剤は、石鹸ではなく無香料の合成洗剤になりました。(ドラム式は石鹸は厳しかった) また改めて書きますが、そこへ酸素系漂白剤やセスキソーダを入れて、柔軟剤はクエン酸を使用しています。
電磁波も過敏?
本の著者さんは、携帯電話を受けた時に不調を感じたそうです。 化学物質過敏症の人は、電磁波過敏の方も多いとのこと。
症状を読むと、電磁波過敏にもこころあたりがあり、それまで身につけていたスマートウォッチやBluetoothのイヤホンも、やめてしまいました。
そしてパソコンでZOOMをやっていても、異常に疲れ、長時間やると、立っていられなくなり倒れ込むのですが、もしかしたら電磁波過敏が関係しているのかもしれません。
ただ、メンタル的に(HSPでもあるので)気を張りすぎているだけなのかもしれず、なんとも言えませんが。 電磁波も対応した方が良さそうです。
電磁波への現在の対応
電磁波の対応としては、とりあえず身体に密着するデバイスものはやめました。
ただZOOMはどうしても場所の都合でWi-Fiでやっています。(キッチンで、立ってやっているので) 今後あまりにしんどい場合は有線LANを検討しなければね。 あと、スマホを左手で持っていると、痺れます。良くないんだろうけど、仕事のツールでもあるし今のところやめられない。でも考えて少しずつ減らしていかなければならないとは思います。
OKな香りもある
香り過敏なのに、以前から悦子さんというアロマハンドトリートメントの先生から、精油の香りたっぷりの施術を受けたりしている上、
またさらに!調香の魔術師ミカさんにお誘いいただいて、神さまアロマという香りのプロジェクトにも入っています笑
おいっ!て感じでしょ?笑
どちらもIT面でのサポート担当してます。はい。
でもね、化学物質の強い香りは苦手だけど、この精油の匂いはなぜか平気なんです。
ずっと衣服から香る状態はちょっとやめてますが、たまに精油のボトルから匂いを嗅いで、あーいい匂い♡という楽しみはあるんですよ。
ダンナからすると、なんで洗剤の匂いがダメで、これは平気なのか分からん!と言われます笑 わたしにもわかりません。
質のいい、ちゃんと花からとった天然成分なら大丈夫なのかもしれません。
ちなみに化粧水とミルクはラベンダーウォーターから作ったものをリピしてます。いい香りでわたしの癒しの時間です。(ダンナはこっちの方が臭いだろうという……)
終わりに
わたしの化学物質過敏症について、あれこれ書いてみました。
わたしにはOKな匂い、ダメな匂いとあり、そのニオイをあれこれ対策していく中で、結果的に化学物質からなるべく離れていく、自然な暮らし方に少しずつ動いています。
食べるものも、加工食品や、化学調味料を減らす方へ考えるようにもなりました。(とはいえアイスとケーキは食べてますけどね!)
きっかけはニオイ過敏ですが、おかげで化学物質について考え、学び、わたしが目指す「IT+江戸時代の暮らし」にちょっとでも近づけているのではないかなと思います。
いや、ITもゆくゆくは最低限にしないといけないんだろうなあ。
ニオイ過敏は身体からのSOSなので、身体の声を素直に聞いて、心も身体も安心できる暮らしにしていきたいですね。