こんにちは! てらっちです♪
なぜ洗濯をしているのか考えたことがありますか?
洗濯機が、あの中で何をやっているのか、ドラム式と縦型はどちらがいいのか?
そんなこと今まで考えたことがありませんでした。
今、洗濯を改善しようとあれこれやっております。
いままでなーんにも考えずに洗濯をしておりました。
宣伝に乗せられるままに、洗剤を買い、柔軟剤を使い、洗濯機のスイッチを押してきました。
でもこちらの本を読んで思ったのです。
洗濯の仕方や洗剤の使い方、ちょっと考えてみようかな。
『買い物は投票なんだ』 をきっかけに洗濯について考える
買い物は投票。
山や森が、動物や魚が、少なくなり、たくさんの人たちが病気になっているそう。
そしてアースおじさん(地球)が今体調をくずしています。その理由はわたしたちが原因だったようです……。
調味料、野菜、着るもの、シャンプーや洗剤について、知らないことも多く、優しい絵本形式ながら、めちゃくちゃかんがえさせられました。
食べ物ひとつにしたって、そんなことが起こっていたのかって。
この本の中ではあらゆる角度から問題提起していますが、
私がこの本をきっかけに気になっているのは
シャンプーやリンスやボディーソープ、洗剤や柔軟剤。
今まで使ってきたものが、地球を汚したり、それだけではなく私たちの健康も阻害しているのかもしれない。そんなことでした。
この情報も全部正しいのかどうなのかはわからないけれど、少なくとも化学物質はいままで地上でこんなに使われることはなかったもの。
今自分たちの健康状態がおかしい原因の一つであってもおかしくはないとおもいました。
そういう考えを利用しての商売も横行しているとは思うけれど、自分が使うものはちゃんと理解しなきゃいけないと、今更ながら勉強しています。
この本の中であるように、調味料はパルシステムでいろいろと買うようになりました。
↓最近めっきりハマっているパルさん
『生協の宅配パルシステム』
塩はミネラルが多い自然塩に、砂糖は精製されていないものに。油は前から気にしてきたけど、低温圧搾のものに。
味噌は2月に手作りして、もう少しで完成の予定です。(そろそろご開帳!)
ただ、洗剤系はまだ。少しずつ、パルさんのものを使用しているくらいです。
で、50歳を目前にして、今さら掃除やお洗濯のことを勉強しはじめたのでした。
洗濯について知ったこと
読んだのはいろいろあるけれど、影響が強かったのはこちらの2冊
▼『ナチュラルお洗濯大全』は、重曹・クエン酸・酸素系漂白でほぼ完了のナチュラルな素材できれいにすることを目指す、ナチュラルクリーニングの師匠、本橋さんのやり方が学べます。
▼『日本一の洗濯屋が教える間違いだらけの洗濯術』
はクリーニング屋の洗濯ブラザーズが正しい洗濯をおしえてくれるもの。こちらは特にナチュラルにはこだわってはいません。でもクリーニング屋もやっているという洗濯術を知ることができます。意外と家でできることも多いことがわかりました。
そのほかもいろいろ類似の本を読み、共通しているところを考えてみました。
洗濯の基本
共通して語っていることはこんなことでした。
・洗濯機の水の量を多く
・洗濯物は少なめに
・時間を長くかける
・洗剤の量は多くても少なくてもいけない
・アルカリの洗剤水を使って洗う
・ドラムより縦型
・お湯で洗う
時短節水は真逆
時短で節水は洗濯の本分とは違うようです。
本橋先生はまず、20分ほど洗濯物を水につけろといいます。(正確にはお湯)
今洗濯機を探していますが、初めに考えていたのは、「泡洗浄ができて、自動で洗剤を入れてくれる洗濯機」でも本を読めば読むほど、最新型の洗濯機がいらなくなってきます。
泡洗浄はいいけどおそらく洗う部品が増えるだけだし(すごく細かい仕掛けがあった)、それよりも多い水量で、アルカリの水にゆっくりつけた方が汚れは落ちるみたい。あまりに強い水量では生地が傷みそうだし、となると、一昔、ふた昔前の機種に温水機能をつけてくれればベスト笑
今流行っているのが、自動で洗剤を入れてくれる機能。それをちょっと前には便利だと考えていたけれど、多分洗濯せっけんを使うなら投入口に固まりやすいから直接お湯と一緒に入れちゃうから関係なくなるなと。
そして時短節水がマストな今の洗濯機ですが、その理由はただ消費者受けがいいというだけで、きれいになるための機能ではないようです。
きれいにするためには「時長・たっぷり水」が必要。そもそもの洗濯への意識を変えなければいけないようです。
ドラム式より縦型
ドラム式の洗濯機を使っています。でも当時子供が部活で汗で絞れそうなユニフォームや道着など、なんだか洗えた気がしませんでした。(一応野球部の時は風呂場で足踏み洗いをし、空手着も下洗いなど苦労してしていました)
本を読んで思ったのは、やっぱりきれいになってなかったんだろうなということ。
やっぱり縦型のたっぷりした水の中にしっかりとつけて、汗や泥汚れを流した方がよかったよう。
ただ、ドラム式というのは、欧米では効果的だそうです。
欧米の水は洗浄能力の低い硬水であり、水の勢いで叩き落とす必要があったこと。また電圧が高いのでヒート機能がつけられるのがドラム式が流通している理由だそう。水を高温にすることができるので、ドラム式でも皮脂汚れを洗い流せたためドラム式が普及したとのことです。
最近やっと温水の洗濯機が出てきましたね。(多くはドラム式)
でも水量があまりに少ないドラム式はどんなもんだろうと考えました。
ドラム式のいいところは、しっかりした乾燥機がついており、そのまま乾燥まで一気に終了できるということ。
縦型は簡易的なものしかついていないので、干す手間が減ることはありません。
干す手間を省くためにドラム式にするか、しっかり洗うために縦型にするか、悩みどころです。(それか乾燥機を別で買うかですねー)
その他参考になったこと
本を読んでいて、眼から鱗なのはこちらでした。
・クリーニングに出している服のほとんどは家で洗える。
・脱水は短くていい
・部屋干しの方がいい!
・粉末洗剤の方が汚れが落ちる
クリーニングに出している服のほとんどは家で洗える。
クリーニング屋で水洗いというと家庭で使っているような洗濯機を使っているんですって。ただ、その一枚のために設定して使うということが違うよう。
水洗いがダメなマークがついていなければ、たいてい家で洗えるそう。これからはマークを見て家で洗えるものは家で洗いたいと思います。
脱水は短くていい
脱水は1分くらいでいいそうです。長いとシワになってしまうのと、生地がいたむということ。そして濡れた重みで生地がピンと伸びる効果もあります。さっそく我が家の洗濯機の設定を短くしました。
部屋干しでいい
我が家は春と秋の花粉症を持つ人間がたんといるので、もう家干しがデフォルトです。
どうせ一年の半分が家の中なら、ずっと家の中でいいじゃんと。
さらに今の家、木でできているのですが、吸湿性がいいのか、やたらと乾くわけです。
加湿の意味もこめて、家の中で干すようになりました。それが洗濯ブラザーズのいうには部屋干しの方がいいそう。
外気の汚れがつくほか、太陽の光は生地を傷めるそう。
わたしは正しかった!とまぐれあたりで喜んでおります。
まとめ
いくつか本を読んでいると、やり方は細かく違うところはありますが、
・洗濯機の水の量を多く
・洗濯物は少なめに
・時間を長くかける
・洗剤の量は多くても少なくてもいけない
・アルカリの洗剤水を使って洗う
・ドラムより縦型
・お湯で洗う
・粉末の方が汚れが落ちる
というところは大体一致していました。そしてそれが汚れ落ちの秘訣であり、それだけではなく生地を痛めにくくするため服を長持ちさせることにもつながるようです。
洗濯ブラザースは、本橋先生のように特にナチュラル洗濯をすすめているわけではありませんが、それでもやはり、やんわりと洗剤の選び方も言及しており、肌や服を守るために「漂白剤・蛍光増白剤の入っていないタイプ」をすすめています。
そして正しい洗濯をしていれば柔軟剤の必要性もないとのこと。
洗濯に関してCMの影響がどれだけ強かったのかと思います。
まだまだいろいろと実験中ですが、体にも環境にも優しい洗濯にして、
↑このアースおじさんを笑顔にしてあげたいと思うのでした。
以上、てらっちでした♪
▼パルさんいつもありがとう。
今日ご紹介した本
▼アースおじさんてなに?アースおじさん、今大変なことになっています。
▼アースおじさんの絵本の原作の人。めちゃくちゃ興味深い活動をしています。
▼ナチュラルおせんたくを学ぶならこれ。重曹王子がかわいい💕漫画つきだから読みやすくなっています。
▼せんたくってそういうものか!と洗濯のプロに学ぶ一冊。なぜ洗濯機を使うのか、洗濯機で何をしているのか、はじめてちゃんと考えました。