こんにちは! てらっちです♪
今年読んだ本の中で、自分のベストスリーを投稿する企画があったので、わたしも投稿してみました。
ジャンルは、小説(国内・外)、非小説(国内・外)、漫画の全部で5部門です。
でもベスト3じゃ足りない!ので、欄外にわたしの良かった本追加で書きました笑
ああ、足りない笑
小説 日本。
『八日目の蝉』角田光代
最近めっきり小説はあまり読んでいませんので、一冊だけご紹介。
この本は読み出したら止まらなくなり、一時期ビジネス書を押しのけて読んでました。
八日目の蝉。もう泣きました。
なんだろう、時代背景がちょうど私の過ごした時代だったからか、リンクするところもあり(別に誘拐してないし、誘拐されたわけでもないんだけど)、めちゃくちゃ感情移入して読みました。
なんでこんなにリアルに書き込めるのか。
さいごの切ない気持ち。母親でなくても母親以上の愛情をそそいだ数年の逃避行。ああ、切ない。
非小説。国内
1位
「変なクラスが世界を変える」沼田晶弘。
帝国ホテルでディナー、リムジンの送迎を子供達が企画し、自分たちでどうやってその資金を稼ぐか考え、実現させます。
本当の話。
モンテッソーリ、イエナプランなど、いろいろな教育法がありますが、今の小学校でできるアクティブラーニングの参考になるのはこの先生かなと。(とはいえ、かなりぶっ飛んでますが)
ブックレビュー書いたと思っていたら書いていなかった。
あらら。
というわけで、ちゃんと書きます。はい。
これは別の本ですが、参考まで。
2位。
『なんとかする子供の貧困』湯浅学。
先日読んだばかり。2017年の本で、Kindle unlimitedでも読めます。
(Kindle無料版)
個人的に子供の貧困になにか貢献できればいいなと、ずっしり胸にきた一冊。
自分なりでいい、答えなんか誰も出ない。
出るわけもない。
でも1ミリでもすすめる。
そんな自分にできることで実践している方々へのインタビューで構成されています。
ちなみに、わたしが所属しているキーパーソン21(キャリア教育をゲームで伝えるんです)の朝山さんも載ってます。
その部分はなんだか明るくてほっとしました。
いろんな立場から、子供の貧困に関われるかも、と思えた一冊でした。
3位。
今年(2019年)4月の東大入学式の祝辞で、入学したばかりの東大生を前に、「あなたたちはめぐまれているだけ、実力じゃない」と語り、物議をかもした上野千鶴子さん。
興味が湧いて彼女の本をいくつか取り寄せて読みました。
もちろんご本人の本もどれも感銘を受けたのですけど、客観的にみた上野さんを知るには最高の一冊です。
著者は、フェミニズムを極めるため東大で上野さんのスパルタ講義を受けたタレントの遙洋子さん。テレビでの討論でいつも男性陣に力技で負けてしまうのが悔しくて上野さんの講義の門を叩いたのだそう。そして、最後の卒論で書いたのがこれ。上野さんもよくこれを認めたなと笑 さすが、懐が広い。
もうこれがねえ、おもしろかった!
上野千鶴子さんを客観的にどんな方か知ることができる一冊。おすすめです。
初めは上野さんのこと、こわっと思いながら読んでいたのですが(笑)最後は惚れました。わたしもこうなりたい。(性格的に無理だけど)
▼上野さんの記事はこちら。
▼上野さんのこんな本もご紹介します。タイトルがすごいでしょ?笑朝日新聞のお悩み相談だけど、なぜか彼女のところには身の下相談がおおいのです。
非小説 外国。
1位
『サピエンス異変』
たしか勝間塾のサポートメールで紹介されていた一冊。
人間の骨格や筋肉など、古代の人間と比較し、どのように変化してきたかを知るとともに、現代人の体の問題を嫌という程思い知らされます。
身体の進化について、古来どのような経緯を通って今に至っているのか、これだけ実際の骨格だの体型だのを比べて語られると否が応でも考えさせられます。
産業革命以来、ずっと座り続けるなど、体に無理を強いてきているわたしたち。
体をもっと動かさないと。もうちょっとジムに行ったり、歩く日を増やしますわ。
2位
『ライフロングキンダーガーデン』ミッチェル・レズニック他

ライフロング・キンダーガーテン 創造的思考力を育む4つの原則
- 作者:ミッチェル・レズニック,村井裕実子,阿部和広
- 出版社/メーカー: 日経BP
- 発売日: 2018/04/12
- メディア: Kindle版
2020年から小学校の授業に組み込まれるプログラミング。でも実際親はほとんどの方がプログラミングを知らないわけです。
子供のプログラミングってなにするの?と疑問に思う方にぜひ。
ただ、将来AIが発達して仕事がなくなるから、プログラミングをやるってわけではないんです。
プログラミング教室の先生におすすめされた一冊です。
『スクラッチ』という、MITが開発した、世界中誰でも使える無料プログラミングツールがあり、それをどのような視点で開発したのかを知ることができます。
受け身ではなく、みずから目標をもって考え、創造性をはぐくみ、仲間との情報のやりとりからさらに新しいプログラミングを思いつき……さらにこれからの働き方、今どきの社会との関わり方を学べるのがプログラミング。
もちろん論理的に考える思考も身につきます。
また、MITではゲームのように遊ぶだけではなく、オンラインでコミュニケーションを取れるよう仕組みを作っています。
もちろんオンラインで知らない人と関わることから問題もあるわけですが、プログラミングとオンラインのつながりは、問題を上回る効果もあるわけです。
プログラミング、ちょっとオタクっぽい子供でも、ヒーローになれるツールにもなりそうです。
3位
『FACTFULLNESS 』 ハンス・ロリング
もういわずもがなのFACTFULLNESS。
情報にどれだけ惑わされて生きているか、事実をしっかり見なければ……と言いながらまだまだできていない部分が多いんですけどね。
データを見なければ、本質はわからない。自分たちの思い込みで考えている部分がいかに多いのか。
著者の方は、病気をおしてこの本を伝えなければと人生をかけた本になっています。
本当にいい本を残してくれてありがとう。
ちなみに、この中でチンパンジークイズっていうのがあるのですが、案の定、わたしもチンパンジー以下でした笑
漫画。
1位
『バビロン大富豪の教え』
SNSの本をたくさん読まれる方のご紹介で読みました。
名著を漫画にしたものだから、とても読みやすいんです。
しかも、この手の漫画にありがちな、説教くささがなく、普通に少年ジャンプ読んでいる感じでサクサク読めます。
今息子に貸し出しているので、きっと息子もわたしも大富豪になるはず!
あ、実践しなきゃだけど。
2位
『うつぬけ』田中圭一
うつから脱出した人のこと「うつぬけ」
うつの人たちがどうやってうつぬけしたのかを知ることができる一冊。
作者がうつぬけした人たちにインタビューしたもので構成されています。
作者自身もうつぬけした一人。
なかなか外からはうつの辛さや、どんな症状で、どんなきもちなのか、ということはわからないもの。
うつとはどういうものなのか、まんがでたまに冗談めかしながら、一端を理解できる一冊。
3位
『やめてみた』わたなべぽん。
いろんなことをやめていったら、生活がシンプルになって、しかも充実してきた、かわいい絵柄でシンプルライフを学べる、わたなべぽんさんのエッセイ漫画。
彼女がやめたもの。
部屋の中のゴミ箱やキッチンの生ゴミいれ、掃除機、炊飯器、友人関係や化粧もシンプルに。シンプルライフの仕組み化を、やわらかい絵で学べる漫画です。
ぽんさんの、ほかの本もおすすめー。
番外編。
あとは、いつもながら勝間さんの本。
それもわたしがおすすめするのは、昔の本です。
今の本ももちろんいいのですが、今はちょっと次元が上に行ってしまったかなと思っていて。
サラリーマンを抜けたい人は、まだサラリーマンを抜けて間もないころの勝間さんの本の考え方がとても参考になります。まだ次元がちかいっていうのかな。
この本は10年以上も前だからまだメールの使い始めの時期だったり、手紙の切手の買い方だったり、今は関係なくなってしまったことも多く書かれていますが、肝心なのは、根底にある考え方。
子育てをしてバタバタ忙しい中いかにして時間を作るか。
論理的に考え、道を選択していくか。
そして彼女の行動力。
この時期から彼女の考えは一貫しているなと感心します。
そして、時代の先を行っていたのね。
今ではだいぶ当然になってきた考え方も当時から実践してることがわかります。
まとめ
まだ非小説(ビジネス書)が多かったから、書きたいのはいっぱいあるのですが、とりあえずベストスリー。
と、勝間さんの本を一冊ご紹介させていただきました。
まだまだ書きたい本はたくさんあるのですが、こんなところで。
てらっちでした♪