『家事代行』や『ベビーシッター』をもっと頼ってみよう。
わたしが仕事を辞めてやりたかったこと、実は家事でした。今まで仕事一辺倒で、あまり家事や家庭に時間をかけられず、加工食品が多くなり……。
今は心の余裕もできたので、加工食品がかなり減りました。
でもなにか家事に対して「やらなければ!」という焦りが……。なんだろう?と思っていたところこんな動画を見ました。
『ホリエモンチャンネル』の動画です。
ベビーシッターは悪いこと?
ふとSNSで流れてきた『ホリエモンチャンネル』。ゲストは『キッズライン』の方。
『キッズライン』はベビーシッターを派遣してくれるサービスで、アプリから手軽に申し込めるので人気のサービスです。
『キッズライン』
新しい時代、毎日の食事を「外食」から「家事代行」へーecbo株式会社工藤慎一さん- キッズライン
しかし、その『キッズライン』の方が、ホリエモンに『「ベビーシッター」って、世の中抵抗がある人が多いんです。なんとかする方法ないでしょうか?』という質問を投げかけていたんです。
日本の子育ての問題点を語る!堀江の経験談も...!?[PR]
ホリエモンの答えがとても興味深くて、面白い動画でした。
そして何と、ホリエモンが離婚した理由が、子育て外注に関わっていたと言うことも発覚!
前の奥さんが、「自分で全部子育てすべき!」信者の人。
そしてホリエモンは、子育てや家事は外注(家事代行やベビーシッターね)すればいいじゃん?の人。
ホリエモンからすれば、お金もあるんだし、ベビーシッターとか使って子育ても外注すればいいじゃんと楽をすることを主張。
すると、奥さんは「何をいうの?あなたが子育てを手伝ってくれればいいだけでしょ?」とキレるんですって。
20年前だから、今よりさらに子育て外注には抵抗がある時代です。
子育て家事は主婦がやるものの呪縛
実際、今キッズラインを利用している人にも、『隠れキッズライン』と言って、利用していることを隠してる人が多いとゲストの方は言いました。
つまり親戚や両親に言うと「子育ては自分でやるものよ!楽をするんじゃない!」と言われるため隠して利用しているんだとか。
ベビーシッターはダメだけど、保育園はOKっておかしいよね?
両親に頼るのはいいけど、家事代行はNGもおかしいよね?
とホリエモン。
言われてみれば、子育ての専門家である保育園の先生に子育て手伝ってもらうのはOKなのに、家で同じく子育ての専門のベビーシッターに子育て手伝ってもらうのはNGっていうのは不思議な気がします。
そして、歳をとってすぐに疲れてしまう両親に頼ってもいいけど、元気で専門の家事代行の人に頼るのはいけないというのも、言われてみればおかしい気がします。
どうせ頼むなら、お金を払って働いてもらえる人の方が、効率もいいし、気兼ねもないので割り切れます。
女性が社会進出する時代の家事のカタチ
時代が変わり、夫婦共働きも増え、女性の社会進出も活発になってきている今。
家事の形も変わりつつあります。
全自動家電(洗濯機や炊飯器のように食洗機やルンバ、洗濯乾燥機、ホットクックなど)を使ったり、今回のような外注サービスを頼むことで、本当に大事なところに自分の時間を割り振ることができますよね。
みんなね、子育てっていう、とんでもないハードワークを一人でやるから無理が出るのよね。
それをしかも仕事をしながら家に帰って家事もやってですから、それは無理が来ますって。
どうせ働いてお金を稼ぐんだから、家事の一部は専門のプロにお任せして、得意なところ、仕事に力を入れたほうが社会的には効率的でもあるわけです。
経済評論家の勝間和代さん、実は10年前くらいからずっとそんなことを言っています。
それを聞いたときは、わたしは本当に目から鱗でした。
両親に理解してもらうには?
おそらくこれを読まれているみなさんの、ばあば世代も「母親が全て子育てすべき」というそんな考えを持つ人も多いかと思います。
両親に子育て外注はなかなかすぐに理解はしてもらえないとは思うけど、働いているばあばにも家事代行とか試してみるといいかも。
お中元とかお歳暮に『ダスキン』とかで家の掃除をプレゼントするとか、どうでしょう?
少しずつ親を家事代行に慣らしていって(笑)ベビーシッターもそれと一緒よ!的な感じに持っていったらどうかしら。(そう簡単じゃないって?)
ベビーシッターさんや家事代行を頼めれば、今まで頼んでいた両親の負担も軽減できるしね。
ベビーシッター→『育児師』へ?
先程のYouTubeで最終的に提案していたのは、『ベビーシッター』の名前を変えてみたら?ということでした。
で、出てきたネーミングは
『育児師』。
日本人は資格に弱いから資格を与えればイメージが変わると。
なるほど、『育児師』に預けてますっていうと、なんかすごい専門の人に預けてるみたいで、いいかも。今にカリスマ育児師とか出てきたりしてね。テレビで特集とか組まれそうです。
いや、実際にもベビーシッターさんに頼むと、育児の専門的なことも教えてくれるので、それがとても参考になるという声が多いんです。
育児師資格は、ベビーシッターの偏見を変えるために強い力を持つかもしれません。
まとめ。家事、育児は外注してもよし!
なにはともあれ。
大変なとき、家事は外注しましょう。
ベビーシッターも頼りましょう。
そしてできた時間は子供とのふれあいに使ってね。
家族の時間だけは取り戻すことができません。
子供の今の姿は今しか見られないんです。今の気持ちは今しかないんです。だから、子育ての今を大事にしてくださいね。
追伸。
で、結局わたしの「家事をやらなければ!」の焦りは、わたしも「家事や育児は母親がやるもの!」の呪縛に囚われていたことがわかりました。
自分の中でかなり上に『理想』を作っていたから、なんだかいつまで経っても苦しいままだったんです。
いやね、やけに品数をいっぱい作ることが美徳だと思っていて。家族もそんなにいらんって言ってて。でも作らなきゃって強迫観念があったんです。母親として認められないんじゃないかって。
でもそうじゃないって、ふと腑に落ちて。
無理してもう一品作るのやめました。
家事はやるものだけど、やらなければいけないものじゃない。
家族や人に頼ったり、外注で楽してもいいんだって許可をして、
もう一品をやめたら、
ちょっと気が楽になりました。