こんにちは! てらっちです♪
家を建てて3年が経ちました。
家は大部分は気に入っているのですが、実際に住んでみないとわからないことも多くあります。
そんな時にリノベっていいんだろうな、と思い、ちきりんさんのこちらの本を読みました。
いや、まだリノベの予定は全くないんですけどね、わたしにとってはかなり衝撃的だったかも(笑)

徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2019/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
ちきりん節炸裂
独身の時点でズバッと言い切るちきりんさん、わたしは大好きです。
ほぼちきりんさんというだけで、今回の本を購入。まだリノベしないのに(笑)
ちきりんさんは最近お住まいの中古マンションをリノベしたんです。
思った通りのちきりん節で、彼女が初めて遭遇するリノベ業界の問題点、わかりづらい点を解き明かしています。
おそらくリノベ界に激震を走らせていますね、この本。
業界で慣例として通っていることも多々あることもよくわかりました。そこへ独自の視点で家をリノベしたいちきりんさんが入っていったのですから、おそらく向こうは「なんだかうるさい人が来たぞ」と思ったことでしょう笑
本を途中までは、業界の問題点をなるほどと納得していたのですが、完成した間取りをみて、わたしは業界側の目線、いや「常識」という目線を持っていることに気がつきました。
いや、こんな間取りにはわたしはしない(笑)
驚いたことその1。
ベッドルームを排除。リビングの横にベッドを置いてある
驚いたことその2。
トイレも個室じゃない。
驚いたことその3。
玄関入るとそこが打ち合わせ部屋!
いやあ、ふんふんとわかったような顔をして読んでいたわたしが、図面を見て初めて衝撃を受けました。
わたしはリノベ前の図面の方が馴染みがあります。
ああ、あるあるな図面です。
でも部屋はそれぞれ壁で仕切られ、荷物部屋になっていた部屋にはぐるっと回らなければならずに確かに導線が悪い印象です。
でも、トイレはちゃんと個室ですし、ベッドルームも一部屋あり、そういうものだと思うでしょう。
しかし、リノベ後の図面はぶっ飛びました。
でもちきりんさんの主張はこうです。
こだわりのリノベの全容
ちきりんさんはテレビが好きなので、どこからでもテレビが見られる配置。リビング+ベッドなので、ソファからでもすぐ横のベッドからでも同じようにテレビが見られます。
その一角に仕事スペースもあり、簡易的にカーテンで仕切る程度。やはりそこからもテレビは見ることができます。
ベッドとリビングキッチンが同じ空間なので、将来歳をとったとき、キッチンがすぐ近くで使いやすいという主張。将来を見越した設計です。いや、そこはなるほどと思いました。
トイレ。
トイレはユニットバスのように風呂と一緒くらいかと思っていたら、まったく違いました。
ドレッサーとか、洗面所とか、クローゼットとかすべて同じ部屋なんです!
さすがにおいおい!とツッコミました。
トイレ全開(笑)
海外で暮らしていたちきりんさんは、トイレのドアの必要性はあまり感じていなかったそうで、こうなりました。
巨大な洗面台は賛成です。
洗面台をつけおきに使うと、手が洗えないんですよね。よく家族に怒られます(笑)
ちきりんさんは横にながーい洗面台のボウル横に桶を置けるようにして、そちらにも蛇口が周り、水を出せるようにした作りは、真似したいです。(今のうちじゃできないけど)
その洗面台の下は高さを取っており、車椅子になってもそのまま使えるようになっています。
玄関。
玄関入るとそこは8平米の部屋(笑)そこで打ち合わせができるようになっています。編集の人は靴のままそこにはいり、ちきりんさんは部屋履きのままそこで打ち合わせをできるようになっています。
まとめ
ちきりんさんのこだわりは、壁紙や物の配置まで細かく、しかもこの配置。おそらく業者もぶっとんだでしょう(笑)
業者も、「こだわりリノベ対応します!」とかこだわりのない人には「こちらから提案します!」のように顧客のニーズに合わせて広告しなきゃいけませんね。
まったくリノベの予定がないのに読んでしまったこの一冊。
リノベの予定がなくても、新築でも中古物件購入でも、いやいや普段の考察の仕方なら至るまですべてが相変わらず参考になる、ちきりん節炸裂の一冊でした!
いやあ、つくづくわたしってまだまだ常識の範囲内の人間なんだわと思いましたよ。
勉強になりました。
てらっちでした♪

徹底的に考えてリノベをしたら、みんなに伝えたくなった50のこと
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2019/04/04
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る