こんにちは! てらっちです♪
インタビューの企画ライティングの話がありまして、インタビューとはどのようにしたらいいのかといろいろ調べていたところ、こちらの本を手に取りました。
会話の中でも特に『聞くこと』に重点を置いた1冊となっています。
著者の方は、気持ちよく話せるインタビューが好評で『聞き方』セミナーも開催してらっしゃる方。
何しろ聞くだけならでは元手は入りませんし、ちょっとしたことで相手に気持ちよく話してもらうことで、人間関係が良くなります。
もし人生を変えるなら大前研一さんの言うような3つの事、
住む場所を変える
時間配分を変える
付き合う人を変える
が重要ですが、もしもう一つ加えるとしたら聞くことを変える、も有効ではないかと著者は言います。
会話が変われば人間関係が変わる 、人間関係が変われば気持ちが変わる 、気持ちが変われば毎日が変わる 。聞き方を変えれば 、今までの環境を会話が変われば人間関係が変わる 、人間関係総取り替えするのと同じくらい効果があります 。 「人生まで変えられる 」といっても 、あながち嘘ではないのです 。
会話の基本。
本では、1から順にピラミッドの構造で描かれています。
1.自分が気持ちよく聞ける
2.相手が気持ちよく話す
3.必要な情報を得る
「自分が気持ちよく聞ける」、が一番ベースにあるというとこからスタート。
世にある会話のテクニックは、主にこの二番目から上の説明が多いのですが、この本では1段目から、自分のメンタル面から解説しています。
相手に気持ちよく話してもらう基本は、自分がベース?
そう、自分が聞く気がなければ、相手にもそれが伝わっちゃうんですよね。
このはなし、もっと聞きたい、もっと教えてほしい!という態度なら、相手も喜んで話してくれるんです。
なるほど。
そのあとのテクニックは、コーチングに繋がることが多くありました。
基本的に、自分が話すというより、黙って聞いている時間を意識的に長くするんです。
インタビューをするにも、こちらの意図したことを言わせるのではなくやはりIT側の気持ちになって言葉を伝えることが大事だということ。
やっぱり相手も人間です。
どうしてもこちらが聞き出したいことを言って欲しいことを中心に質問を考えがちですが、相手に対する感謝の気持ち、そして相手に対するリスペクトの気持ちがノンバーバルコミュニケーションで伝わるので、とても大事なんですね。
それから事前の準備。
事前の取材と質問の書き出しがとても大事。
当然ではありますが、相手のことをよく知っていますよという質問や返答は、相手に好感を持たれますし、もっと話したいと思ってくれることにつながります。
インタビューをするにあたってまずは自分の気持ちと準備をしっかりして、相手に心地よく話してもらえる環境を整えて望みたいと思います。
てらっちでした♪