こんにちは! てらっちです♪
退職して7日目になります。
とにかく目指したいのは、経済自由人という、お金に困らない状態。
うちの旦那さんじゃありませんが、自分が豊かにならないと、人も幸せにできないぞということで、まずは自分も豊かな人生を目指そうというわけです。
一番理想なのは、ほっておいてもお金が降ってくるといいねーということなんですが、まあ世の中そうもいかない。
で、退職したけど何にもマネタイズになっていないことと、これから目指す方向性にも悩んでいるので、コンビニで見つけたこの一冊を買ってみました。
『幸せな経済自由人の金銭哲学』本田健
お金持ちである状態というのは本当に想像できませんが、何百億円、何千億円も稼いだり、お金を動かしている人は本当にいるわけで。
でもなんだか私にはまだ夢のような話が描かれている、そんな印象でした。
給料や待遇を気にするのは、一生普通の従業員でいるつもりのメンタリティーです。経済自由人を目指す人は、「何が学べるのか」だけを考えてください。
先日息子とこんな話をしました。
どっかいい就職先ないかな?
どういうところで働きたいの?
んーいまそんなに決まってないんだけど。稼げれば。
前は飲食関係で働きたかったんでしょ?
それはまあ、定年後でいいかなと思ってて。
そういうところに入って夢へ近づけるっていうのはどう?
スタバとか?んーでも店長とかになったら大変じゃん。
そんな会話のすぐ後で、この本のこの一節が現れました。
ああ、そうか、一生給料や待遇を気にする ように育ててしまったのは、親の責任のようです。まあ社会自体がそうなっているんですけどね。
たとえでスタバを出したわけですが、先日スタバでとてもいい対応をしてもらって本当に感動したんです。
私はコーヒーと甘いものが飲めないのにスタバに行き、(コーヒーアレルギーなんですwww)そこで親切にシロップ抜きでカフェインのないティーラテの説明をしてもらったこと、座席にカバンを置いていた不届きものの私に対しても、とても丁重にカバンの場所を変えてくれるよう下から下から話してくれたことを思い出したんです。
ここまでの接客を従業員にするってなかなかできないことだなと思ったんですね。
息子に聞いても、同じ意見でした。
「うん、確かにいい対応してくれる」
スタバがなぜあれだけ受け入れられて、人気があって、あの店にいるととても居心地がいいのか、そのやり方やあり方をある意味、盗んでくるのがその店で働く意義。
息子などまだ若くてお金にそこまで執着しなくてもいいんだから、そういう働き方もありなんだよと。
将来飲食店をやりたいと思っているんだから、自分が働きたいと思う状態に少しでも近いところで学んでくるっていうのもいいんじゃない?……なーんてうまくは言えなかったのですが、でもそんなニュアンスのことを伝えました。
「損して得とれ」……あなたが損しても、周りの人のベストを考える人だという評判を得たら、それだけでものすごい価値を生みます。
なるほど、スタバの一件があると説得力あるなあ。
人は抜け目のない人よりも、損得抜きで付き合ってくれる人に好感を持ちます。……中略……必ずしも損の道を行く必要は ありませんが、決して最短距離を目指さないこと。そこには大抵落とし穴が隠れています。
この本のほんの一節ですが、今の私が損しては行けない!という価値観で、そして短距離で金を稼ごうと必死になっているので、余計に深く感銘を受けました。
さて。
この本自体はもう10年前、2008年の本でしたので、当時のITバブルの話や、サブプライムローンなどの話も出てきます。
古い話も出てきますが、肝心なのは本田さんの伝えたいことです。金のある人の考え方はこうなんだろうということを、凡人ながら伺い知ることができます。
今から1億の資産ができたら、どうするか考えておくとか、何百億、何千億単位のお金持ちがどういう生活をしているかとか、とても想像もつかない話も出てきます。
月収100万を目指そう、という項目が出てきます。
経済自由人を目指すなら、まずこの100万のラインを自力でクリアーしなければならないとか。
うーん。
100万かあ。
とりあえず月収20万から目指せ!という状態なんだけど苦笑
自分がこうなりたいという人に会いに行けというので、すぐできそうなこととして、いろんな人に会いに行ったり、話を聞いてきます。
はい。
10年後、この本を読んだ時に「ああ、当然のことばかり書いてあるなあ」なんて思えるといいな♪