こんにちは! HSPてらっちです♪
(HSP とは、Highly Sensitive Person人の気持ちや刺激に敏感すぎる人のことです)
退職してまずやっていることは、家の中の片付け。
テーブルの上を片付け、食器の棚を片付け、今本棚に手をつけてしまったのですが、ほんの片付けあるあるですよね。読み出しちゃうんですよ。
その中で、ふと目に入ったのが心屋仁之助さんの一冊でした。
確かこれ、立さん(立花岳志さん)のセッションのときかな、読んだ本です。
そのとき書いた記事を探したらすぐに見つかりました。こう言うとき、いいのよね、ブログって。過去をすぐに検索できる。
この時の記事の内容をざっと読むと、タイトルの通り、心屋さんが嫌いだったことがわかりました。
最初に嫌いになったのはこの本。
『一生お金に困らない生き方』
この本を読んで、すごくイヤな感情が湧いたの。
何を言っているのかわからないし、理解できないし、そんな都合よくお金が舞い込んでくるはずがないって。
それに、
『がんばらなくていい』
『あなたはそこにいるだけで価値がある』
この本の通りに考えると、自分が頑張ってきたことが全部意味がないことになってしまう。という恐怖感さえ覚えたのね。
でも人生に迷っていたからやってみた。
一万円ミッション(神社に1万円をお賽銭で投げる)をしたり、わたしにしては高額なプレゼントを家族にしたり。記事では半額ミッションだけど、ちゃんとその後1万円ミッションも何度かやってます。
それが『一生お金に困らない生き方』の時の感想。
『「好きなこと」だけして生きていく』
を読んだ、この記事を書いたときはすこーし理解できてる模様。
会社を休みたいなあと思っていて、でもそんなことできっこないと思っている状態でした。
会社の全てを引き受けて生きていたんですね。
うちの息子が地元のお祭りが大好きで、1人で重たい屋台を引っ張っている顔してたことがありました。
そんなに頑張らなくても屋台は動くし、他の人たちもみんないるんだから頼ればいいのに。
そう思っていたんだけど、自分の姿となるとちゃんと見えていなかったんですよ。
わたしも息子と一緒。会社を1人で引っ張っている気になっていました。でもちゃんと周りの人に頼って、シェアして、休みますって言って、そしてなんと2年後の今日には会社を退社することができました。
そして、今読み返してみると、
「こんなこと、当然じゃん」
と思っているわたしがいます。
面白いですねーたった2年ですよ。この時にはぜっっっっったいに会社を堂々と休むなんて無理!と思っていたんです。
そして会社を退社するなんてとんでもないと思っていました。
死ぬほど忙しくて辛くて辞めたいけど、でも絶対に無理だって。
みんなに非難されるし、止められるし、何よりいい子ぶっている女だから、人に怒られるのが嫌だったんです。
でも。
驚いたことに心配したことは、ほとんど全部ありませんでした。
非難する人はいなかったし(裏ではあるかもしれませんよ)、工場長と友達以外には止められなかったし、一番わたしが恐れていためちゃくちゃ怖ーい二人は……両方とも怒りませんでした。怒るどころか、わたしがやめて一人立ちすることをかえって応援してくれました。一番恐れていた、この社内で怒ると怖いツートップの二人が、今では一番応援してくれています。
おそらく、いま社内はゴタゴタです。土曜日にもちょっと呼び出されたくらい、一人欠けただけでしっちゃかめっちゃかな脆弱な会社です。
今日もしっちゃかめっちゃかかもしれません。
でもわたしはわたしの道を生きていく。
好きなことだけして生きていく。
文句は言われるでしょうけど。
ごめんねー。
迷惑かけるよ。
さて。
これから先、好きなことだけっていうのはできるかな。
また新たな不安が、定期的に高波のように押し寄せて来ます。
苦手で嫌いだけど、安定していることに逃げていこうとする自分がいます。
なんたってまだちゃんとした稼ぎ口がないんですよ。
適当もいいところだ。
そしていいかげんもいいところだ。
戦略ってものがほぼナッシングの、わたしの楽観的な子育てママさんハッピープランをあげてたら、旦那に
「お前は甘すぎる」って昨日もお小言もらったんだけど、
「だからー♪あんたっていうちゃんと考えられる人がいるんじゃない」
とツンツンしておきました。
真面目に考える旦那さんにしばらく頼らせてもらいますわ。
だってねー、15年前、旦那が一年間プー太郎をしていた時は、わたしがちゃんと働いてたんですから。文句は言わせないわよ。
というわけで、「好きなことだけ」して生きていけるのかどうかはまだ謎ですが、
また2年後くらいに、
「ああ、この時こうやって言っているけど、ちゃんと食べていけるんだから心配しなくて良かったのになー」
なんて言っているといいなーと思うのでした。
さて、わたしの無謀な人体実験の結果はいかに???
2年後、楽しみですね。
(と言いながら結構不安なんだけどねー)
てらっちでした♪