こんにちは! てらっちです♪
今日はブックレビュー。
今、わたしはお金のことでキリキリしている。
月にいくら稼いで、生活を成り立たせるか。
これだけライターで働けば、これくらいの収入になるから、これだけの生活ができる……。
まずそこを基準にして物事を決めている自分がいる。
その一方で、もしかしたらもっとお金のない状態でも暮らせるんじゃないか?とも思っている。
それを可能なんじゃないか?と、大変な衝撃とともに突きつけてきたのは、かの『ムツゴロウ』さんだ。
ムツゴロウさんの反省を振り返る番組で、ムツさんが無人島に家族を引き連れて生活したという話があった。
ムツゴロウさんについて書いた記事はこちら。
その時、ムツさんのムスメは笑顔で無茶としか思えない無人島生活を楽しんでいたのである。もちろんコンビニどころか隣人もいない状態。
食べ物は自力で取ってくるワカメや魚。
そんな状態でも、人生を楽しんでいた。
もちろん大変だろうけどね。
でも、お金をそんなに使わなくても楽しむことができるんだ!人間ってそんな状況でも生きていけるんだ!というのは私にとってかなりの衝撃的事実。
頭の片隅でそんなことを考えながら、こちらの本を読みました。
『世界は自分一人から変えられる』

世界は自分一人から変えられる~貧困と環境破壊をビジネスで解決した男の物語
- 作者: 阪口竜也
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/08/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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冒頭の彼の過去で、やりたくない仕事はスパッと断るのに、みんなが彼を離さないのが面白い。
懇願されて入った会社では鬼のような形相の会長にも臆さずに毎日自分の意見を言いに行き、しまいには会長が「自分が悪かった、間違っていた」と誤りにくる。
その後、その会社もスパッと辞めて、お世話になった美容院の売り上げを3年で9倍にしてみせる。
高価だったエクステンションを安価にして世に広めたのはどうやらこの人らしい。
リーマンショックで贅沢品であるエクステ事業は大打撃を受け、2億の借金。またそれをスパッとやめるのだが、その事業は3万円で今まで働いてきた仲間に売り渡す。
奥さんが化学物質過敏症とのことで、それからカンボジアに行って、天然のヘアカラーを探しだす。
さらには日本のあちこちに出向いて、長年の職人や匠が秘めていた秘宝(ものすごく汚れが落ちる天然成分など)を泥臭く現場に出向き、そして嗅覚で嗅ぎつける。
環境保護と経済発展をくっつけてしまうアイデア。
自分の強い信念を押し通す、強力な自我。
何しろ彼の行動力がすごすぎるので、コミュ能力の低いわたしがとても真似はできないけれど。
でも彼の行動力から、わたしは勇気をもらうことができた。
英語なんか、20個も覚えればいいという。あとはボディランゲージで伝わるというのだ。
とても世界まで飛び回っている人とは思えないのだけど、それでもなんとかなるらしい。
たびたび、自己啓発でも言われるけど、行動ありきなのだ。
信じて行動すれば、いろんなことが後からついてくる。
「やりたい 」なら 、 「やる 」 。
「やる 」なら 、 「方法を考える 」 。
「方法を考えた 」なら 、 「挑戦する 」
そうすると 、いつかは必ず上手くいく 。
人生はいつだってシンプル 。
すべてはやるからやらないか 。
それに尽きる 。
わたし自身もお金にキリキリしているけど、もしかしたら自分の信念を中心に置くことが先な気がしてきた。
お金はそのあとだ。

世界は自分一人から変えられる~貧困と環境破壊をビジネスで解決した男の物語
- 作者: 阪口竜也
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2017/08/20
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