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ありのままで、イマここを生きている「ままここ」。アラフィフにしてフリーランスに転向した女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

なぜママは子どもに怒ってしまうのか?自分の過去と向き合うことで、解決するかもしれない。『ママ怒らないで』ブックレビュー

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こんにちは! HSPてらっちです♪

(HSP とは、Highly Sensitive Person人の気持ちや刺激に敏感すぎる人のことです)

 

どうしても子供に対して怒鳴ってしまう、そして怒鳴った後、どうしてこんなにきつく叱ってしまったのかと後悔してしまう……。

ママたちにはよく感じる感情ではないでしょうか?

 

わたしはこういうことを知りたかった、という一冊に出会いました。

HSC (Highly Sensitive Child)を知ってもらうため、クラウドファンディングの活動をしてらっしゃる斎藤暁子さんの本。

『ママ怒らないで。(精神科医とカウンセラーによる幸せ子育てセラピー本)』

 

暁子さんがカウンセラーで、旦那さんが精神科医をやってらっしゃいます。

こちらのご夫婦は多くのママさんたちの悩みに向き合ってきたところからこの本は生まれました。

 

そして、わたしが求めていた本ではないかとも思っています。

 

 

 

ある架空のママが、子育てに悩んでいるところから始まります。

いわさきちひろさんを思わせる、とても優しくてほんわかしたかわいい絵。

主人公は葉子ママ。

普通に暮らす葉子ママの抱く不安が、わたしにぴったりハマったのでした。

 

人づきあい(学校とか、そういう集まるところ)が苦手なので、人の集まりに入ろうかどうしようか悩んで、結局悩んでいるうちにその集まりが終わっちゃって。

でもホッとしたところがある。集まりが終わっちゃってよかったって。

 

ああ、そんなことあったなあ、と思いながら読みはじめました。

 

それからは、後追いをする娘に怒鳴ってしまう葉子ママとカウンセラーとのやり取りが文章で綴られます。

セラピーってこうやって進んでいくんだということを知ることができます。

 

どうしても子供に対して怒鳴ってしまう、そして怒鳴った後、どうしてこんなにきつく叱ってしまったのかと後悔してしまう……。

 

でも、なぜ怒鳴ってしまうのでしょう?

自分の子供のころの感情が心の奥底にいるんですって。

自分の中にいる小さな葉子ちゃんが(つまり、葉子ママの小さい頃ですね。インナーチャイルドって言います)親にどうしてもらいたかったのかを探っていくのです。

もっとかまって欲しかった。

抱っこって言ったら、ちゃんと抱っこして欲しかった。妹がいて、いつもお姉ちゃんでしょ!甘えないの!と言われていて辛かった。

妹なんか、いなきゃよかった。

思う存分甘えたかった……。

そんな感情を思い出して、そしてその感情を思う存分出して、小さい葉子ちゃんをいたわってあげます。

 

普段怒鳴ってしまうのは、自分の小さい頃の感情が娘を通してぶり返したと言えるようです。

そんなことない? もう覚えていないし、関係ない?

 

わたしは、そこをちゃんとクリアにしないと前に進めない人たちがいると思っています。

 

わたしがそう。

 

関係なく前に進めればいいんだけど、どうしても前に進めなくて引っかかるところがあるんです。

あちこちで学んで前に進むんだけど、見えない壁があって、どうしてもそこから先は足が動かないの。トラウマは人生において関係ない、未来を向いて進めばいいんだっていうセミナーもあるけど、人によってはそこを一度乗り越えて、自分の深層意識レベルで納得しないと前に進めないってこともあるんです。

 

過去なら過去で、もう昔のことだから大丈夫だよって、怖くないんだよって昔の自分を抱きしめてあげる作業。

何を言ってるんだか、

と思われる方もいるかもしれません。

 

それならそれで、スルーしてくださいね。

何かこの文章を読んで引っかかるなという人だけ読んでください。

 

わたしは以前、カウンセリングを受けたことがありました。

流れ的には同じことをやっていたと思います。インナーチャイルドが恐怖を覚えていたり、悲しい思いをしたところを探して、引きずり出していく作業。

その時にはあるトラウマを引きずり出して、いたわって、納得しました。それからだいぶ行動が前向きになりました。ですが、まだ奥底の扉にしまわれているものがあるな、と思っていました。

まだストップがかかる行動があるんです。

 

今回、この本を読んでいて、何かずっと息苦しくて心の中がモヤモヤしていました。

読んでから一晩経ち、先ほど、スーパーで買い物しているときに、ふとあることが浮かびました。もしかしたらとんでもない過去に突き当たったようです。

そうしたら心臓がドキドキして顔が引きつりました。

しばらくこの感情を抱きしめる作業に入ると思います。そして、恐怖心や罪悪感と向き合って、背負わされていた責任を親に「返す」ことになります。親に返すことで、自分から切り離します。

今はきついのですが、でも、この感情がクリアになったらわたしの行動はもっと生き生きとしてくるかもしれません。

 

本では、最後にまた優しい絵が語りかけてきます。

 

『私たちはママになって……

 子育てを通して再び自分自身と出会い

 生い立ちの中にあった心の傷やさまざまな気持ちと向かい合って

 ママになってからの生き方を探して

 そして本当の家族になる』

 

涙が出てきました。

世界中のママたちが、苦しんだり悩んだりするのは、見えない男女差別もあるけれど、子どもを通してまた過去の自分に向き合う機会が訪れるから……というのもあるのかもしれないなと。

でも、向き合い方を知ることができれば、もっと楽しく苦しまないで子育てをできるんじゃないかと思うのです。

 

こうやって子どもに語りかけましょうとか、こう接しましょうとか、怒っちゃいけませんとか、そういう小手先の技術や考え方が世の中にはびこっているけれど、もっと根本的なところを治さなきゃ。

自分がなぜ怒鳴ってしまうのか、叩いてしまうのか。

まずは自分と向き合いなおさなきゃいけないんです。

自分の感情がどこからやってくるのか知ってほしい。

心からそう思います。

 

ママ、怒らないで。不機嫌なしつけの連鎖がおよぼす病

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