こんにちは! てらっちです♪
落合陽一さんといえば、もう知らない人はいないくらい有名なおにーさん。肩書きも多すぎて、こちらでなんと紹介したらいいのか戸惑っておにーさんとしか書けなかった^^;。メディアアーティストであり、筑波大学准教授であり、チシャであり、オンラインサロン主宰でもあり……。飛ぶ鳥の勢いの活躍をされてらっしゃいますね。
この落合陽一さん、お父さんも有名人なのは、今の若い人はご存知ないかもしれません。
お父さんは、落合信彦さん。
今では「自己啓発」の本が山となって売られていますが、おそらく自己啓発の先駆けとなった人ではないでしょうか?
骨太な文章で、軟弱な男たちを鼓舞するパワフルで力強い方で、私は大ファンだったんですよ。
アラフィフなら、アサヒスーパードライのCMでおなじみですね。
本も小説から『狼たちへの伝言』シリーズなど女だてらに読んでいました。かっこよかったなー。
その息子さんというだけで注目していたら、大変な存在感を放つかたになってしまいました。
その落合陽一さんが、一体どうやって出来上がったのか、あの落合信彦さんの子育てってどんなだったのかという、どちらかというとお父さんのファン目線で読んだのがこちら。
『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる学ぶ人と育てる人のための教科書』

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書
- 作者: 落合陽一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/11/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
さて、どうやったら、あの落合陽一さんが出来上がったのでしょう?
結局、お父さんのお名前は出てこなかったのですが、父親として、あの落合信彦さんがどういうスタンスであったのかが私の一番の興味でした。
そしてやっぱりお父さんは、お父さんでした。
子供相手で「ニーチェを読んでいない奴とは話ができない」と豪語!
仕事が忙しくてあまり家にはいなかったようですが、家にいるときの家族の会話の多くは時事問題。会話からディスカッションに発展することもあったとのこと。
子供を子供扱いしない人だったため、陽一さんは議論をするときは揚げ足を取られないように徹底的に調べて準備していたんです。
お父さんが直接出てくる記述はこれくらいでしたが、習い事はいろいろとさせていたんですね。
月曜・ピアノと音楽(ピアニストが家に来てくれた)
火曜・算数と理科(東大大学院生が自宅に来てくれた)
水曜・空手教室・体操教室など
木曜・実験教室
金曜・絵画(隣に住んでいた画家に教わる)
土曜・公文式
と自分でやりたいと言ったものは習わせていたようです。
ちなみにお父さんも、空手をやってらっしゃいました♡
『オレのケツは空手で鍛えた、キュッと上がったケツだ!』という一節が今でも忘れられません♡
そして陽一さんはかなり偏食で、幼稚園の時はシーフードピラフが好きで、毎日お昼におばあちゃんがお迎えに来て、シーフードピラフを食べに連れていってくれたとか。
今でもカレーをストローで飲んだり、グミばかり食べたりと伝説の男ですが、すごい偏食と、それを良しとしていた家庭もすごい。(もしかしたら、それくらい陽一さんが頑固だったカモですが)
そして陽一さんはそのことをとても感謝しています。
ということはですよ。
みなさん、お子さんが偏食でもあまり気にしなくていいんじゃないでしょうかね。
偏食でも、落合陽一は出来上がります(笑)
家中の家電を分解もしていたようです。電卓から電話からなんでも分解していたとか。
電卓を分解して、その中身を見てとても感動していたんですって。子供って何に感動しているかわかりませんね。
そして学生になってギターを弾いていたのですが、結局ギターを分解して波動の魅力を知り、今の仕事につながっているそうです。
もしお子さんが電化製品を分解していても、あまり叱らないでやってください。もしかしたら、将来への仕事につながっているのかもしれません。ただ、感電やケガには気をつけてくださいね。
高校生の時には鮎ばかり食べていたり(笑)、青春18きっぷで47都道府県を制覇したりと、なかなかこだわりの強い青年だったようです。
もし落合陽一のような子どもにしたい!
と思っていたら、本書を参考にしてみてください。
親としてこだわるべきところと、こだわらなくていいところが、我が家とは逆だったなあ。
これからのお子さんは、普段からディスカッションをしたり、興味のあるものを好きなだけ体感させてあげたりして、自分で物事を選ぶ力を育てて、そして自分の言葉で伝えられるように育ててあげてほしいな。
てらっちでした♪
今日、ご紹介した本。

0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書
- 作者: 落合陽一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/11/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
きゃー♡おとうさま♡
落合信彦さんの本。男らしいですよー。
だいぶ息子さんとは方向性が違いますね。