こんにちは、てらっちです♪
先週の勝間和代さんのサポートメールを見てつくづく感じたことがありました。
以前にも書いたことがありますが、
サザエさんが変われば、日本が変わるんじゃないか?
ということ。
たかがサザエさん、されどサザエさん。
日曜日に家族で揃って観るサザエさんの影響力ってやっぱりあると思うのですよ。そのサザエさんの姿が変われば、もしかしたら、日本のジェンダーの問題が、少しだけでも変わるんじゃないでしょうか?という提言です。
今のサザエさんはこうです。
サザエさんの中で描かれる女性は、家の中で料理を作り掃除をしかいがいしく男性をサポートする、そして男性は外に出て働く。
それが基本にあります。
古き良き日本の過去あった姿です。
これは何の違和感もなく受け入れられてきましたが、もう時代は変わったのではないでしょうか?
波平さんもマスオさんも、たまにお手伝いをしますが、それって「やってやったぞ!」的なお手伝いなんですよね。女性とともに家事をやるなんて域ではありません。
そして、お手伝いをして失敗をして、やっぱり男の人はダメねえ、的なオチになっています。
「男の人はできない」のではなく、女性の方も、男性の方も、周囲、世間も含めて”できなく”しているのです。
やらなくていい環境にしているんです。
だから、やらないし、やれない。
例えば、子供が生まれて女性の方が家にいる時間が長いと、自然と家事をやる時間が増えますから、当然経験値がアップして家事が上手くなるわけです。
日本の仕組みではダンナさんは遅くまで仕事をすることになりますから、当然家事のキャリアが短くなります。だから、単純に経験値を積む時間が短いから上手くできない。
そこへ、たまに男性が家事をやって上手くできないのをみた女性が
「あーダメダメ!そんなやり方じゃあ!なんでそんな余計なことするの!」
なんて口出しをすると、男性は基本的にダメ出しに弱いので、もうやる気をなくします。
そこでまたさらに家事をやらなくなる。下手になり、女性と差ができる。という負のスパイラル状態になります。
そして女性側は、「うちの人は何もやってくれない」と愚痴を言うんですね。
でも、女性の声かけの仕方も、男性が家事をできなくしてしまっている要因の一つなんです。
まず、男性も家事をやるものとして、国民的なアニメでも当然の世界にしてしまったらどうでしょう?
できれば、波平さんもマスオさんも、普通に朝台所に立って朝食を作り、洗濯をしたりゴミを出したりしてもいいんじゃないかな。
サザエさんも、バリキャリで外に出て働きます。
ただ、もちろん、家に入って専業主婦を選ぶのもいいんです。
でもそれは、マスオさんでもいいし、波平さんでもいい。選択肢の一つとして、自分の選んだ人生としての職業であってほしいのです。
男性女性問わず。誰が働くか、誰が家で家事をやるか、二人でやるのか、一人が得意だから専任してやるのか。
それは、一人一人性格も育ちも違うわけだから、その家庭によって違っていいし、それは誰も文句を言ってはいけないこと。
ただ、社会全体が『女性は家にいて家庭を守るべきだよね?』という無言の押し付けをするのはやめてほしいわけで。
サザエさんが選んだという設定での、仕事か、主婦。
そうあってほしいなと。
サザエさんのスタイルは、古き良き日本を懐かしむだけにして。
もうそろそろ変わるべきじゃないかと思うのでした。
今の若い人は男性もよくやってくれているようですから、わざわざサザエさんを変えることをしなくてもいいのかな?
ちょっとそんなことを思った一日でした。
追伸。
あ、女性諸君!
家事が苦手な人に、特に男性にダメ出しは禁物ですよ!
とにかくグッとこらえて「やってくれたんだ!ありがとう!」と言いましょう!
ちょっとの失敗は言いたくても、我慢です!
家事ができるようになってから、「あーこれこうやってくれると助かるなー」くらいで助言しましょう。
家事をやってもらうコツです。
我が家はこれで、今は家事を分担できるようになりました笑
てらっちでした♪