ままここmamacoco

アラフィフにして、フリーランスに転向したHSP女は果たしてフリーとして生きていけるのか?

空気は読めない。ということを知る。

こんにちは! てらっちです♪

 

悲しい、楽しい、うれしい、怒り、嘆き、ワクワク、どん底……

 

なぜそんな感情が起こるのか。

人はなぜいちいち怒ったり泣いたりしてしまうのか。

 

アドラー心理学では、不幸の原因は人間関係にあると言います。

そう、他人が気になるとき、心はざわつくのです。他人にどう思われるのか心配なとき。他人が自分の思い通りにやってくれないとき。

自分の心の中に土足で踏み込んでくるとき。

 

かく言うわたしも、ざわつき名人。

 

世の中の5人に1人はいるという、敏感すぎる人、HSPのはしくれです。

人の反応ってのがめちゃくちゃ気になります。

 

ああ、さっきこう言ったから、◯◯さん、きっと怒ってるだろうなーとか。

今この人が黙っているの、怒られて悲しいんだろうなーとか。

 

めちゃくちゃ考えます。

それで考え疲れるので、ある時から確認するようにしました。

 

 

直接本人に聞いてみるんです。

 

 

ほっておくと、1日でも2日でもその小さな事ばかりが頭の中をぐるぐるめぐり、ほかのことが考えられなくなるので、聞くようにしたんです。悩んでいる時間ももったいないですからね。

 

で、結局わかったのは、わたしの悩んでいたことは、9割型ハズレでした。

 

一番ひどかったのは、これ。

相手は機嫌が悪くなると、すぐに無視してくる人でした。そしてこれ見よがしにほかの人と仲良くなり、相手を疎外します。

そんな無視がまたはじまったとき、その人に理由を聴くと、大抵自分が思っていた理由とは違うものでした。

え、そんなことで怒るの?という自分では思ってもみない理由。

わたしが良かれと思って、率先してやっていたことが、「出しゃばっている」と。

 

相手が怒っていた理由で一番笑ったのは、これでした。

なんと孫娘が年頃で、最近態度が悪くなっていたから機嫌が悪かったと。

 

話をしてみれば、実際に怒っていてもなんらかの解決はしました。

そして、私に怒っていたわけではないときもよくありました。

 

つまり、私の考えは9割は取りごし苦労。取りごし苦労のために、何日も悩んでいたのかと思うと、本当に時間がもったいない話です。

 

最近では退職を切り出した時もそうです。

 

社長は思いもかけず、退社を止めるどころかわたしのビジネスプランの話を聞いてきたのです。

辞めるな、とか、代わりの人間はどうするんだ、というわたしの予想したことを言ってきたのは別の上司でした。こっちは楽勝かと思ったら、意外と粘ってきたので、こちらの予想もハズレ。

 

自分の想像って、狭い世界のことなんです。

 

空気を読めってよく言うけれど、つまり空気は読めないんですね。

よくダンナともそれでもめました。

わたしが良かれと思ってやったことは100パーセント外れるんですもん。

性格や育った環境が違えば、同じ事象を見ても、感想ややりたいことも、判断も変わってくる。

だから、話しをしなきゃいけないんですね。

 

お互いわかるわけないんだから。

 

空気なんて読めないんだから。

 

だから、わたしのように、やたらと人の目を気にして悩んでしまう人。

まず第一段階として、悩んだら、人に直接聞いてみてください。

勇気がいるけど、ずっと悩んでいるより早く解決します。それ以上悩みたくないでしょ?

 

そして自分の想像と相手の反応を比較してみてください。何割当たっているか。

 

相手が考えていることを直接聞いてみて、実際はどうなのか確認してみる。

 

外れていることが多いことがわかったら、第一段階クリアです。

悩んでいる時間がもったいないんだと理解することができますよね。

 

 

だって、相手が考えてもいないところで悩んでるんですから、誰もいないリングでひたすら影と、終わらないボクシングをしているようなものです。

 

 

え、100パーセント当たっていたらどうするんだ?

100パーセント当たっていたら、めちゃくちゃすごい!人の心が読めるということで、それはそれで商売ができますね(笑)

 

ただ、心にかなり負担があるときは無理しないでください。当事者とは違う他の人に相談してみるのも、一手。自分が思ってもいないアドバイスは、自分の世界が狭いことを知るきっかけになります。

それと他の人、というのはなるべくプロにするのがオススメです。

心の問題なら、心のあり方をよく知っている人、カウンセラーやセラピスト、または精神科に。

具体的な問題なら法律や制度の相談ができるところにね。

 

てらっちでした♪