こんにちは! てらっちです♪
先日本屋で面白い本を見つけましたよ!
お子さんが、どうしても薬を飲まない、とか、薬が嫌い!という方に、もしかしたら効果があるかも?な一冊。
『王子様のくすり図鑑』です!
気になってなんとなく手に取ってめくってみたのですが、これがなんと、RPG風になっています。
図鑑といいながら、まるでゲームの攻略本のようなデザインになっているんですよ。
目次から、もう RPG。
目次のマップには、病気と闘うくすりの歩む、険しい山や、見知らぬ町、オアシスのような泉が描かれており、これから旅する目次が配置されています。
かぜの章、感染症の章、アレルギーの章、のど・耳・目の章、胃と腸の章などと章立てで分かれています。
そこがこれからわたしたちが旅をする世界!
くすりは戦士や僧侶や魔術師や踊り子の姿かたちをしています(名前がそのまんま、薬の名前なんです)。
薬の名を持つ戦士や魔術師が、さまざまな病気と戦ってくれるのです。
どうやら風邪をひき、異変が起きています。
はじまりの街へとつながる街道で、異変が起きています。赤く発熱し、痛みやけいれんをよぶ雲がひろがっています。
そして可愛いイラストで描かれた、くすりたちの登場です。
『アンヒバとカロナールは ねつを しずめるまほうをはなった』
『ダイアップは けいれんをおさえこんでいる!』
と書かれているのは、ドラクエっぽいセリフの枠(笑)キャラももちろん、RPG風。
イラストはRPGを数多く手がける松浦聖さんのものだそう。そりゃあRPG感満載なわけです。
敵のインフルエンザやら、ヘルペスやら、ギョウチュウやら、もうまがまがしいこと。
こりゃあ、薬に退治してもらわなきゃいけません。
それぞれのキャラ(薬や敵のですね)の説明もあり、なかなか楽しめる一冊になっています。
日頃この本をお子さんと読んでおけば、風邪をひいて薬を飲まなければいけないとき
「お、これカロナールだよ!これ確か熱も痛みも軽くなるんだよね?このお薬を飲めば、体の中でやっつけてくれるんだよね。これ飲んで風邪をやっつけてもらおう!」
となるんじゃないでしょうか?
特に男の子なんか「やっつける!」という単語に弱いので(笑)がんばれるかもしれません。
くすりって、なんだかマズくて嫌なイメージがありますが、こういう本があると、体の中でどんなことをしてくれているのかイメージしやすくて、くすりを飲むきっかけになるんじゃないかなあとおもいます。
アマゾンで何ページか見本を見ることができますので、おたしかめください。可愛いイラストが薬のイメージをガラリと変えちゃいますよ!
王様のくすり図鑑というのもありました。こちらは王様の体の中がすごいことになっているようです。