こんにちは! てらっちです♪
順風満帆に見えた、私の退職物語。
案の定というか、なんというか、また元のもくあみに戻ってしまいました。
今日はその顛末です。
先日、退職を正式に表明したと書きました。
先日の記事はこちら。
先日社長と話をしまして、改めて11月いっぱいで退職したいむねを伝えました。
社長は頭が切れる人なので、何を言われるのかわからないと、日々戦々恐々、心臓ばくばくの状態で精神をすり減らしながら過ごしていたのです。でも、実際に退職を伝えたところ、社長は少し考えただけで、拍子抜けするくらいあっさりと「わかった」と了承したのでした。
私ってそんなに必要のない人間だったのかしらねえ、とちょっとさみしく思いながらも、了承してもらえてホッとしていました。
そのあと、工場長に正式に届けを出すように言われたので、昨日届けを提出したわけです。
二日かけて手書きした退職届を手にちょっとドキドキしながら(ここ1ヶ月、ずっとドキドキですよ)、外出から戻った工場長の元へ行きました。とにかく、あとは一つずつこなすのみです。
工場長の元へゆき、ことの成り行きと11月に退職したいことを伝え、届けを出しました。
ここで、予想外のことが起こりました。
「ダメだ」
と言われました。
あれ?これは予想外。
「いや、社長はあっさりと了承してくれましたけど」
「社長はなんて言ってたの」
「退職の話をして、結構簡単に「わかった」って言われました。それから、届けを書いて、工場長に出すようにって」
「実際は、そうは思ってないと思うよ」
それから工場長のいうにはこうです。
まずみんなの理解を得ること。
私の関わる部署の全員と話をし、理解をしてもらう。(それも関わる部署は私の思っているより広い範囲で、直属ではない人も話をしろと)
みんなのOKが出たら、それから代わりの人を募集する。
募集した人がきて、その人に引き継ぎをしてもらい、体得するのに数ヶ月はかかる。
やめるのはそれからだと。
「みんなに話?いや、それじゃやめられませんてば。とにかく人は早く雇ってください。最低でもエクセルができる人を。お願いします」
「だから、みんなに理解してもらって、それから人を募集するから。〇〇さんと、〇〇くんと、それから〇〇くんにも了解してもらわなきゃ。それから新しい人にあなたのやっていることを覚えてもらわなきゃいけないからね」
「そんな私のやっている仕事はだいたいみんなできますから、あと引き継がなきゃいけないのはパソコンの事務だけですって。とにかくパソコンできる人をお願いします」
「まあ、まだゆっくりしなさいよ。」
「お願いします」と言って去ろうとするのを
「ダメダメダメ」と届けを押し戻されてしまいました。
ダッシュで走って逃げりゃよかった。
その時は精一杯で戻ってしまったけれど、帰ってから調べたら、退職したい場合、みんなの了承どころか会社の意思も必要ないらしいのでした。
職業選択の自由は労働者の権利だそう。
まあ、なるべく揉めないことに越したことはないと思っていたのだけれど、そうもいかなそうですね。
ああ、社長のほくそ笑む顔が見えてくるよう。
おそらく社長でない人間が引き留め、気のいい私はやめられないという策略だったのかもしれません。
社長が最初にOKしたのだから社長に訴えればいい?
あれはかなりの役者で何を考えているのかわからない人なので、信じちゃいけません。
あの社長の出したOKは、何か企みのあるもの。
社長は「俺はOKを出した」と労基にでも聞かれりゃあ応えりゃいいのです。
自分の逃げ口をしっかりと抑えたっていうところでしょう。
そして、OKを出しておいても、私は辞められないと踏んでいるのでしょうね。
舐められたものです。
まあそれはともかく。
さて、どうやってやめようか、もう一度考え直しです。
退職するときに、
・会社に辞めたいという意思を伝えてある
ことが大事で、届けは最悪必要ない模様。
幸い半年前に社長と話したときの録音はありますから、半年も前から伝えてあることは証明できます。(今回は向こうから切り出されたため、録音できず)
それに社長と工場長二人にしっかりと伝えてはあるので、条件的にはOKかなと。
社長が以前言っていた、やめる2ヶ月前に報告するように、もクリアしています。(就業規則もなさそうなので、これが会社側の規則なのでしょう)
国の法律では伝えてから2週間で辞めることができます。
さて。あとは退職へ向かうためのルートをどうするか。
どちらにしろある程度強行突破になるのかしらね。
はてさて。
ちょっと考え直します。