こんにちは! てらっちです♪
『嫌われる勇気』でおなじみの、アドラー心理学の第一人者、岸見一郎先生の講演会に行ってきました!
忘れる前にアウトプットです。
1.他人の評価を気にしない
2.ありのままの自分を受け入れる
3.イマココを生きる
主に語っていたのはこの三つのテーマでした。
久しぶりにアドラーに触れたので、忘れていたことも再び再確認。
・他人からの評価を気にしない
ということと、
・他者への関心を寄せる(共同体感覚)
が、相反するようで、そうでない。ごっちゃにしてしまうとややこしい。
他人の評価を気にしない。
仕事での評価、母としての評価、妻としての評価、ひとりの人間としての評価。それに世間の常識というものからみた自分が外れていると、大抵周りからなんやかや言われます。
でも世間の評価はあてにはなりません。
自分の本質は、評価で上がることも下がることもありません。
自分は自分。存在するだけで価値あるもの。
自分の道を自分で選ぶ。
自分は他人の期待を満たすために生きているわけじゃないんですね。
とはいえ
他人をないがしろにしろってわけじゃない。
人間は人との関わりがなく生きてはいけません。他者への関心を寄せる、共同体感覚というのも、アドラーの教えです。共同体感覚を得ること、他人への貢献感が幸福につながると。だから、他人との関わりなくして幸福にはなれないんです。
でもあらゆる悩み、不幸こ源泉はすべて、人間関係の悩みだとアドラーは言っています。
んじゃどうしたらいいのか。
ありのままの自分を受け入れ、自分に価値があると知ること
↓
価値があると思うことで、対人関係に入っていく勇気をもつことができる
↓
対人関係に入ることで幸福になる
子どもを育てるとき、有名になってほしいとか、勉強ができるようになってほしいとか、スポーツ選手になってほしいとか、そんなことを考えますよね?
でも子どものありのままを受け入れて、特別を求めないことです。
暴力や力で言うことを聞かせるのは問題解決になっていません。
それで言うことを聞くのなら、とっくに子供は言うことを聞いています。
子どもが自分のことを好きになれる、そんな援助を大人はしなくてはいけません。
自分のことを価値があると信じることができれば、先ほどの人間関係に入っていくことができ、共同体感覚を得ることができることで、幸せになるのです。
だから、子どもに願うのは、成功ではなく、幸福。どうしたら、子どもが幸せになれるかということ。
わたしの母親は精神病で20年ほども入院していました。
それでも母のことは愛していたし、大好きでした。
もし何もできない人でも、存在してくれるだけで、いいんです。
そこに母がいてくれただけでいいんです。
子どもも、自分も、親も同じ。
そこにいるだけでいい。
そばにいてくれるだけで、ありがとう。
ああ、いい言葉です。
岸見先生の息子さんが、ある日岸見先生に語った言葉が
そばにいてくれて、ありがとう
だったそう。
昔、友人に
「生まれてきてくれて、ありがとう」
なんて言われたとき、本当に涙が出るほど嬉しかったことを思い出しました。
そこにいてくれるだけでいいんですね。
みんな存在するだけで、価値があるんです。
家族にありがとうを伝えたいな。
そう思った講演会でした。
とても要約していて、細かいところはかなりはしょってますが。
あ、肝心なイマココについて書いてない!!!!!
また次の記事にしまーす!
てらっちでした♪