こんにちわ! 育勉インストラクターのてらっちです。
セミナーを開催するにあたって、私の悩みと言いますと、少々声が小さいことです。
そして、けっこうかみます。
もうカミカミです。
頭の中に言いたいことが一気に押し寄せてくるので、頭の中がどれから処理したら良いのか悩んで、いっぺんに単語が出てくるので、わけのわからない単語になって口走っていたりします。
やれやれ。
セミナーをやる人間がそれじゃダメじゃん。
これはなんとかしなければ。
セミナーをするのならば、しっかりと言いたいことを伝えなければなりません!
で。
伝えたいことを伝えるには、どうしたらいいのか?
どうしたら、声が大きくなるのかを学ぼうと、こちらを読んでみました!
とてもよかったので、こちらが今日の一冊です。
ちょっとしたことで声が明るくなる
しょっぱなから、「なるほど!」と感じたのが、これ、
「声は、簡単に変えることができる」実験です。
試しに、「こんにちわ」と言ってみてください。
いつもの声ですよね?
今度は、同じ「こんにちわ」を、笑顔で言ってみてください。
それも口角を思いっきり上げて、ほおがかなり上まで持ち上がる感じで。
「こんにちわ!」
やってみました?やってない?もし今できなければ、あとでこっそりとやってみるか、実際に誰かに挨拶をする時に試してみてください。
どうですか?
にっこり笑って、頰を思いっきりあげて「こんにちわ!」
同じ「こんにちわ」なのに、断然明るい声が出ませんでしたか?
自分でもはっきりとわかるくらい、声が違うのです。今までどれだけ暗い顔して「こんにちわ」「おはようございます」をいっていたんだろうと思いましたよ。
声はどうやれば大きく出るのだろうと思って読み始めたのですが、まずこの「こんにちわ」で、声は変えようと思えば変えることができる!と実感しました。なるほど。
声の明るさが違うだけでも、かなり印象は違いますよね。
著者はフリーアナウンサーの魚住りえさん
著者の魚住りえさんは、私世代にはおなじみの素敵な女性アナウンサー。
彼女は今、声の仕事の他にも、話し方のレッスンもやってらっしゃいます。
長年アナウンサーの仕事を通しての経験と、大勢の生徒に指導してきた経験から
書かれた内容は、説得力があります。
トレーニング方法は様々。
まず書かれていたのは腹式呼吸。
腹式呼吸で発生することで、喉も痛めないんですって。なるほど、この腹式呼吸を意識するトレーニングをしていたら、会社で声が通るね、と言われました。え?わたしの声って通るの?
伝えたいところに赤ペンを入れる
発声練習や、原稿を読む練習や、1日5分の朗読をする、といったテクニックが多数盛り込まれています。やりやすいものもたくさんあるので、すぐに取り込めるものもあり、セミナー前の通勤の車の中で、「アーエーイーウーエーオーアーオー」と腹式呼吸の練習。いや、運転に集中しろって。
その中で、自分の中になかった捉え方で、これはいいと思った練習がこちら。
自分が読む文、または話す原稿に、あらかじめ赤ペンで線を引くこと。
これは、魚住さんが原稿を読む時に必ずやることだということです。もう大ベテランでしょうに、必ずやっているんですって。
言いたいところ、強調したいところに線を引き、さらに大事な単語は四角く縁どります。
赤ペンしたところを意識して、伝えたいところはゆっくり読んだり、声を大きくしたりして伝えるんです。
なるほど、私の今までの読み方や話し方が、言いたいところを強調する、ということを気にしていなかったことが発覚しました。ただ言いたい文章を流れるように、ダダダーーっと話していた気がします。
何度か練習文を参考に、アナウンス原稿を読んでみます。
一番伝えたいところ、言いたいところはどこなのか、考えて話す。
動画に撮ってみるのもいいと聞いたので、動画に撮って見てみました。
言われてみれば当然のことなんだろうけど、改めて自分の話し方をみると、抑揚ってもんがない。強調してみると確かに違う。
なるほど、客観視して見ることも大事なことですね。
大きい声を出すばかりが目的じゃなかった
魚住さん本人いわく、もともとはいい声じゃなかったんだそう。
え、いい声だからアナウンサーなんじゃないの?と思いますよね。
でも普段の声と人前で話すときの声はまったく違うのだそうです。
服を着替えるように、場面にあった声を出すのが大事。
ああ、そうか。
わたしは勘違いしていました。
ずっと普段から大きい声でいようとしなくてもいいんですね(笑)
普段は声が小さくても、伝えなければいけない場面で声のトーンを高くしたり、静かに訴えたり、その時々に合わせて着替えた声にすればいいのです。
何を伝えたいのか、が一番大事
わたしは気がつきました。
大きな声で話すことだけが目的じゃなかったんです。わたしの本当の目的は、セミナーでママさんたちに言葉を伝えること。
わたしの思いを伝えること。
何を伝えたいのか、どうすれば伝わるのか?
それらがずっと根底にありました。
その相手に伝えるために、技術がある。
ただ大きい声を出せばいいってもんじゃなかったんです。
まとめ
わたし的に意識したいこと。
・腹式呼吸で話す。(アーエーイーウーをお腹をぴょこぴょこ跳ねさせながら言う練習←大きな声対策。滑舌対策)
・朗読をする(たぶん文章を読むことで、頭の中の文と口がリンクしていくんじゃないかと思っています。←かみかみ対策)
・わたしの目指す、話し方のメンターを探す(マネしたい人がいるといいんですって)
・笑顔で話す(笑顔がまず大事)
わたしの思いをしっかりと伝えることを意識して、笑顔でセミナーにのぞみます。
というわけで、話し方に少しだけ自信をつけてまたセミナーを開きます。
日程が決まりましたら、お知らせしますね。
てらっちでした♪