こんにちは! てらっちです♪
今朝めざましテレビを見ていたら、『ペンギンハイウェイ』が映画化される!と聞いて、うれしくてうれしくてさっそくこの記事を書いています。
『ペンギンハイウェイ』の著者は、私の大好きな森見登美彦さん。
このお話しがね、とてもいいんです。私の大好きな作品の一つ。それが映画化ですって!奥様!
ひとことでいうと、理系少年の切なくてあまずっぱい、不思議なひと夏の体験です。
そんなわけで、今日のAudibleレビューは『ペンギンハイウェイ』です!
『ペンギンハイウェイ』の予告はこちら。
こちらはAudible 版
こちらは小説版。

- 作者: 森見登美彦,くまおり純
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/11/22
- メディア: 文庫
- 購入: 17人 クリック: 459回
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著者の森見登美彦さんは、キャラクターパワーみなぎる『夜は短し歩けよ乙女』『四畳半神話大系』で有名ですが、やはり今回もおかしな登場人物満載です。
ペンギンを作り出すおねえさんと、おねえさんに恋するアオヤマくん。
アオヤマくんは、小学4年生ですが、理系少年で、いつもノートをつけています。日々考えたことをノートにとり冷静に観察し、どういう経過をたどっているのかを検証します。
なんでもノートに記録して考えます。
ところどころでてくる、大好きなおねえさんのおっぱいについても冷静に考察しているところなんて可愛いくて、しょうがありません。ぎゅっと抱きしめたいくらいです。
このアオヤマくんがノートをつけているおかげで身についている、物事を俯瞰してみるところ、これってとても大事だなと思うのです。
冷静に観察し、考察するアオヤマくんの視点で物語は進みます。
変わってる子なんですけどね、いじめっ子にも冷静に対応して負けません。
決して力があるわけじゃないアオヤマくんですが、その時の状況を把握し、今できる最善のことを考えて実行します。
ああ、そんな手があるんだと。
いじめっ子が逃げ出すとこちらもスキッとしますよ。
おねえさんがペンギンを作り出したり、不思議な球体が森の奥で浮かんでいたり、不思議なことが起こる夏。
『夜は短し歩けよ乙女』とはちょっと一味違う作品ですが、やはり森見さんの産みだす一人称のパワーは本当にすごい!この人の頭の中ってどうなっているのか一度ひっくり返したい気分です。
私は文字で読んでいないんだけど、子どもたちにも読んでほしいなあ。
こんな考え方もあるんだってことを知ると、人生少し変わるんじゃないかな。
第31回日本SF大賞受賞作。
追伸。映画は宇多田ヒカルさんの歌が、切なくてとってもいい感じ♡
今日ご紹介したAudible
Audibleはこちら
小説版です。

- 作者: 森見登美彦,くまおり純
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- メディア: 文庫
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