こんにちは! てらっちです♪
先日『かけがわ茶エンナーレ』に行ってきまして、そこで今まで出会ったことのないお茶の作法を知りました。
それが、これ、『茶閉』(ちゃっぺい)です。
▼街の芸術祭『茶エンナーレ』で、こんなイベントがあったので、ふらりと入ってみました。
前回の『かけがわ茶エンナーレ』の記事はこちら。
今回は、『かけがわ茶エンナーレ』で出会った、見知らぬお茶の作法
『茶閉』(ちゃっぺい)
のおはなしです。
『茶閉』(ちゃっぺい)とは?
簡単に言えば
蓋つきのお茶碗で飲む、お茶のお作法
です。
ちゃんとした情報をと思い、ネットで検索してみましたが、正式なサイトも見当たらず、正しい作法が書かれているところを発見できなかったので、その場で見聞きし、教わったものをレポします。
茶閉の作法
このような蓋つきの器でいただきます。
急須を使わないで、直接器にお茶葉をいれ、お湯を入れ、しばらく蒸してからいただきます。
お茶っ葉は抹茶ではなく、普通のお茶の葉。この日の茶葉は掛川産深蒸し茶『天葉(あまね)』でした。
飲み方がかなり変わっています。
このように、蓋を少しだけ指でずらして持ち、このスキマからお茶の葉が出ないように気をつけながら、お茶を飲むわけです。
形としては、首をほぼ90度に曲げる勢いで、真上を見るようにしてすすります。
『すすり茶」とも呼ぶそうです。
かなり苦しいです(笑)
飲み終わるとこんな感じで茶葉が残りますが、
「もっとすすらなきゃダメ!」と先生からダメ出しが来ました。かなり上を向いたんですよ。
けっこう厳しいです(笑)
ちなみにこの日のお茶菓子はこちらでした。
掛川銘菓の『ゆずっ子最中』。
美味しかったですよー。
茶閉では、茶道のように先にお茶菓子を食べる、という決まりはないとのことでした。
先ほどの器へお湯を足してもらい、さらにもう一煎いただきます。
もう一度首を90度に曲げて、顔を天井に向けて飲みました。なかなか難しいものですが、最後の最後の一滴にうまみがあるとのこと。
「最後まで飲みきる!」と檄がとびます。
普段のお茶も最後の一滴まで搾り取るのが美味しいお茶のコツなんですがこの『茶閉』なら、お茶葉のうまみを最後の最後まで飲むことができるから、美味しい、とのことでした。
なるほど、たしかに濃くて美味しいお茶でした。
茶閉の感想
なかなか教えてくださるお姉様方のOKが出ない厳しい?作法でしたが(そんなことありませんよ。かなり面白かったんです)
お抹茶の茶道と違うアクションがあり、こんなお茶の作法もあるんだ!という新鮮な驚きを感じた『茶閉』でした。
皆さんも機会があればぜひチャレンジしてみてくださいね!
食べて食べて、ちょっとだけ芸術鑑賞(笑)の『茶エンナーレ』でしたが、この『茶閉』との出会いは面白い体験でした。
今日はこれまで。
てらっちでした♪
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