こんにちは!てらっちです♪
静岡が誇るもののひとつに『駿府城』があります。知ってますか?
徳川家康が晩年を過ごした城なんです。
わたしも子どものころは駿府城の跡地の駿府公園でよく遊んでいました。
今日はそんな駿府城の発掘作業がひそかに進んでいる!というお話です。
駿府城とは?
駿府城は、徳川家康が晩年住んでいた居城です。今で言えば定年後ですかね?
家康が終の住処に選んだのは、静岡市のど真ん中、駿府の地でありました。
家康的に駿府の立地はかなり良かったようで、東は箱根の山の天下の険。西に安倍川、北もアルプスがそびえ、南は駿河湾の海です。敵がもし攻めて来ても天然の砦が囲んでいたんです。
そして気候も最高! うちの父の語る説ですが、温暖で年間通して過ごしやすい静岡市だから選ばれたのではと。
冬など、ちょっと西へ行くと遠州のからっ風があるため寒く、東は富士に近く冷えて寒くなりますから、間に挟まれた静岡市は空っ風もなく、底冷えもせず気候的にもGOODなのです。
時代小説で読む『駿府城』
『影武者 徳川家康』(隆慶一郎 著)という時代小説では、そんな駿府に住む徳川家康が(小説ではニセモノという設定!)描かれています。駿府城を知るのに最適な小説だと思いますよ。
主人公は徳川家康の影武者!
本物の方が実は関ケ原の戦いで死んでおり、影武者がそのまま入れ変わっていた!という内容です。
小説では、自分をニセモノと知る二代目秀忠などの敵から身を守らなければならず、そのためこの駿府を選んだとありました。(うろおぼえ)どんな気持ちで駿府城に住んでいたんだろうと思いつつ、ハラハラドキドキしながら読んでいました。あれは面白いのでオススメです。
話しはちょっとそれますが、隆慶一郎さんは、パチンコでおなじみ『花の慶次』の原作(漫画の元の小説ね)を書いた人でもあります。そちらもかぶいてる前田慶次がとにかくカッコよくてオススメです。(『一夢庵風流記』)
駿府城を発掘中
小説はさておき。
駿府城の話しです。
なんと今、駿府城を発掘しているんです。
先日、『超ドS フェスタしずおか』へ遊びに行った時に初めて知ったのですが、駿府城を発掘調査中!
もしかしたら、江戸城より大きいかも!という触れ込みのポスターを見てちょっと興奮です。
そうですよね。天下の家康が築いた城ですから、それくらいのスケールは当然あるかもです。
▼発掘調査現場
▼しっかりと本丸を囲んだ堀が出てきています!測量をやっている人もいました。
▼石垣について、作業員の説明について書かれた看板。
▼現在、何の作業をしているかも書かれていました。絵がかわいい♪
まとめ
駿府城が江戸城よりも大きいかも知れない!
なんてちょっとワクワクしませんか?
駿府城のデータがあまりないようで、その大きさがはっきりするのはすべて発掘にかかっているようです。
少し残っているデータ材料も、画家の描いた絵に、小さく描かれているだけとか(^_^;)
でも5層は軽く描いてありましたからね、やはりおおきいようですよ。
さすが家康!
という城に期待して、今後も発掘調査に注目していきます!
発掘調査に参加もできるようです
寄付金も募集しています
今回紹介した本
▼徳川家康(の影武者)の生き様に惚れる一冊!
▼前田慶次が、とにかくカッコいい一冊!