こんにちわ!てらっちです♪
「日本を今一度洗濯致し申候」
いい言葉ですねえ。
この言葉は、幕末の日本をその行動力で動かした男、かの『坂本龍馬』の言葉です。
あこがれる歴史人物第一位(わたしの中で)の坂本龍馬!
『没後150年 坂本龍馬展』が静岡であるということで、行ってきました!
坂本龍馬展リンクはこちら。
あこがれの坂本龍馬
歴史大好きてらっちです。
しかーーーし!
幕末はわたしの範囲外。そこまでくわしくはないのですが、それでもやっぱりあこがれる人物第一位は坂本龍馬!
その行動力、スケールの大きさ、度量の深さ、やさしさ、強さ、人間臭さ、本当に魅力にあふれる人ですねえ。
そんなことを坂本龍馬展で実感してきました。
おススメは、音声ガイドを購入して聞くこと!
音声ガイド、本当におすすめです。
音声ガイドのナビゲーターは尾上松也さん。
彼の素敵な声で龍馬の生涯を聴くとやはり違います。見ただけではわからない説明を聴けるだけではなく、臨場感いっぱいに龍馬になりきって読むその迫力ある声は、さすが歌舞伎役者。龍馬の豪胆さはかくあるべし!と、ばかりの魅力あるれる声は、もう聞きほれることうけあいです。
実物の手紙が多数
龍馬が書き残したといわれる手紙が120通も残っているとのことで、その手紙の中から数多く展示されていました。
惜しむらくは、その字がほとんど読めないこと(;^_^A
これがさらさらっと読めたら、きっともっと龍馬の想いを知ることができておもしろいんだろうに。訳を読んでいると、その味わい深い字をみられないし。
と、訳を読んだり、実物をみたり忙しかったのでした。
それにしても、龍馬は面白い手紙をこんなに残していたんですね。
字はけっしてうまくはないんだろうけれど、温かい字で。家族ひとりひとりに宛ててよく手紙を書いていたなど、本当に人情に厚い人だとわかります。乙女姉さんにはずいぶんと開けっ広げに書いていたようです。
この乙女姉さんや家族へあてた手紙があったからこそ、龍馬の行動がすべて残されているわけで、おかげで『竜馬がゆく』の名作も作られたんでしょうね。
実物の剣は迫力が違う
龍馬がはいていたと伝わる実物の刀剣『吉行』も見る事ができました!
商人に「値段が高すぎる」といいつつ購入した有名なピストル、と同型のものも展示。
刀の前ではさすがにしばらく立ち尽くしてしまいました。
龍馬が持っていたものだという感慨はおおきかったけれどリアル刀だと思うと、ちと怖いです。
そしてそのコーナーに並んでいた別の刀もまたすごい。
あるイギリス人に斬りかかった刀と、それを防いで受けた刀、まさかの両方が展示されていました。両方の剣にそれぞれ刃こぼれがあり、凄まじいつばぜり合いが想像できます。幸い防いだ方の功労によりその外国人は命拾いしました。当時のヴィクトリア女王から感謝の印として贈られた剣も展示されていました。
ある程度年を重ねたお姉さん的には、こんな刀を常時持ち歩かなければならなかった世界が日本にもあったんだという恐怖感も襲ってきました。
こんなのを持って歩いて人を斬るだなんて。新撰組の本を読んでいて思ったけれど、世の中っていうのは「これが普通」なんて世界は存在しないのよね。その時そのときが通常の世界。これが普通だと思っていても、時代は流れていく。
でもどう変わるかわからない。
まあ何はともあれ、今の平和な日本に感謝しなきゃね。
まとめ
龍馬の手紙とともにリアル刀を目にした衝撃が大きかった展示でしたが、
今回知った坂本龍馬は、人に優しい人でした。そして、何より地元のためとか、誰のためとか小さい世界には収まらず、ただ日本のためにという視点を持って行動した人でした。
身近な小さなことで悩んだりしている場合じゃあない。
もっと広い視点でみれば、小さい小さい。
坂本龍馬は大海原のよう。ゆったりした力づよい波がどこまでもつづきどこへでも行ってしまう。
その大きな存在に、自分ってなんてちっぽけなんだろうと思わせてくれる人でした。
おまけ
こんなプリクラもありましたー♪
刀女子用にグッズも有りましたよん