こんにちわ、てらっちです♪
しばらく『長時間労働』のブラックネタ書いてます。わたしの拙い経験談ですが、またちょいちょい書いていきますのでお付き合いくださいませ。
『長時間労働』をやめよう!、法外な残業をなくそう!と、昨今声高に言われていますが、さて、そのために会社は一体どうしたらいいのでしょう?
ずっと、海外ではどうやっているのかが疑問でした。
わたしも渦中のブラックな状況のおり、海外で暮している人何人かに会う機会がありまして、その人たちに海外での仕事の様子を聴くことができました。
話しには聞いていましたが、やっばり海外と日本では仕事に対する考え方が違いますね。
そんなわけで、今日は
『長時間労働を改善するためには? とりあえず海外の働き方に学んでみよう』
です。
海外での仕事の始まりとおわり
この半年でちょこちょこ聞いた話をまとめてみます。
お話しを聞いたのはカナダ在住の大親友♡、勝間塾で出会ったオーストラリア在住の方、同じくオーストラリア在住の同僚の娘さんです。
話を複合させるとこんな感じでした。
まず、始業。
タイムカードは時間ぴったりに押す。
飲食業ではたらく彼女は、仕事場に着いてもすぐにはタイムカードは押さないそう。
しばらくはロッカールームでくつろぎ、その部屋を出るのは始業時間のほんの少し前。押すときにちょうど始業時間になるくらい、本当にぴったりに押すそうです。
どちらかというと過ぎているくらい⁈( ´艸`)
日本だと、早めに来るように言われているところも多いんじゃないでしょうか?今いる会社も、以前いた会社も、15分前には来て掃除をしたり準備したりするように言われていましたね。
そして終業もおなじく。
時間ぴったりにぴしーっと終わります。
もし終わるというときにまだ残って仕事をしていると
「どうかしたの? 大丈夫?」
と、本人がおかしくなったんじゃないかと怪訝な表情をされて心配されたそうです。
( ´艸`)
また、調子が悪いのに会社に出勤すると、
「なんで出て来るの! 早く帰って休みなさい!」
と怒られるとのこと。うらやましい。(うちはそれくらいで休むの?と言われる)
早く帰れと言われるまでは、日本でもあるかと思いますが、この休んだあとの会社の対応が日本とは違って目から鱗でした。
補充の人員が用意されるんです。
日本では誰かが休むとほかの人たちに、休んだ人の割り当てが回されて迷惑がられるわけですが、海外では(こちらはオーストラリアでした)誰かが休めば代わりが補充されると。休む人も心安く休めるし、補充される人も仕事ができるわけだから、winwinなわけです。
なるほど、物理的に欠けた部分を補充しようというわけですね。
海外での残業事情
すこし前になりますが、海外の残業に関して描かれたこちらの漫画も興味深いものでした。
こちらに書かれた漫画は、海外でかなりハードな残業をしていたという話で、読んでいてもう大笑いしちゃうほど大変な残業の状況が描かれています。
海外でも残業あるんじゃん! だから日本の残業も仕方ない?というネタではなく、知ってほしいのはその残業をさせる会社側の対応です。
興味深かったのは、ここ。
「このソフトが動かない」「ひどい設計だ」「すべて壊れてる」といったストレスとは戦っていたそうですが、「上司が嫌だ」「あの同僚全然仕事できない」といったストレスは全く無かったそうです。
というところです。
上司は自分の仕事をほめてくれ、不満を言うと、解決するかはともかく環境を整える努力はしてくれます。(リンク先の漫画をごらんください)人が足りなければどんどん補充。今回の件ではタイムリミットを伸ばしてもらうことはできませんでしたが、時間以外、ほかのリソースが足りないとなると、できるかぎり補ってくれる様子がよくわかりました。
日本で ただ残業をやめよう!と謳っていても、昔ながらのやり方しか知らなければ残業がなくなることはありませんよね。
うちも「残業はやめて早く帰ろう!」と口でいうばかりで、そのために何か人的リソースを即投入するといったことはしていませんでした。(実際には後になって人を入れたのですが、人が育ってきたのはかなり時間がたってからで、その時にはすでに大きな山は超えていました。もっと早い対応ができたのではないかと思います)
なるべく今いる人間内で、解決をしろ、となると結局は残業。
お題目で「残業するな」といいながらも、残業して会社につくす人間の評価が高いという暗黙の待遇も実際にあります。
昔ながらの考え方から変えていかなければなりません。
会社に尽くす人、から、個人の生活を大事にするのが当然、という風に変われば一番いいのですが、
さて、
古たぬきに通じますか……。
少しずつ可能な範囲で意見していきます。
てらっちでした♪