こんにちは!てらっちです♪
先日の『長時間労働の末に得たもの』の回に対して、何人もの方がコメントをくださいました。ありがとうございます。
その『長時間労働の末に得たもの』の記事はこちらです。
ただ苦労した、で終わる話しではなく、何か同じような境遇の方の参考になればいいなあ、とつづりました。
その長時間労働の間、やっていたことがあります。
このおかげで精神的にけっこう耐えていられたのではないかとおもうのです。
それが、
散歩です!
散歩????そんなこと????
長時間労働に立ち向かうために散歩をする
激務が続くようになって、自分で意識してやっていたこと、
それが昼休みの散歩です。
家に帰ってからでは家事やらほかの仕事やらで時間がありませんでしたので、いつ時間があるかと考えたら、昼休みだと気づきました。
一人ではすぐに挫折するので、仲間を募り、会社の周りの公園をぐるっと散歩。結局この猛暑の前まで5~10人ほどのメンバーで歩いていました。
さすがに今の猛暑では倒れてしまいますからね(;^_^A
なぜ散歩?
と思われるでしょうが、その出元はこちらです。
『蘇活力』南和友・著
この著者の方がなかなか面白いのです。
著者は南和友さんとおっしゃるドイツに渡り医学を学んできた心臓外科医の先生。
ドイツではお医者さまでも1カ月や二カ月の長い休暇があるとのことで、普段の仕事でも、仕事が終了後はすぐに帰るようです。
それが日本に来て残業の多さ、休暇の少なさにびっくりし、それに加えて日本の医療現場の不合理な状況を改革すべく、地道に取り組んでらっしゃるかたです。厚生労働省に医療の改革を訴えたことがあるとのことですが、いい回答が得られず、ご自分の病院、その地域から改革を初めてらっしゃいます。
その『蘇活力』のブックレビューがこちら。
『蘇活力』によると、睡眠不足や長時間労働で狂ってくるのが自律神経。
仕事ばかりの生活になると『交感神経』過多になるので、『副交感神経』を高める必要があると。
そしてその『副交感神経』を高めるためにあげられたひとつが、散歩だということで実行したのでした。詳しくは先ほどのブログに書いてありますので、よかったら参照してください。
会社の周りには素敵な公園がたまたま整備されていて、緑も美しく、気晴らしにも最高!
春先にはまだ歌い慣れないウグイスが、へたくそな歌を披露して笑い、水辺で遊ぶ鴨、大きなアオサギ、野生化した亀を見ては、うちらが来たから逃げただの、あれで鴨鍋ができるだののたまい、老人会や幼稚園児の植えた花々や桜や梅をめで、夏はどこかで聞こえる牛カエルの鳴き声に季節を感じます。
ちょいちょいスズメバチや蛇にも出会いますが、それもご愛敬。
友達と、わいわい騒いで歩くのもよかったと思いますし、みんなで会社の文句を言うのも最高の気晴らし(笑)たまには「うちの会社はもっとこうしたほうがいい」というまっとうな意見もでます。
まあ、だいたいはくだらない話ですけどね。
『蘇活力』によると、季節を感じたり、きれいだなあ、美しいなあと感じることで副交感神経が活発になるそう。仕事が大変なときは、この『副交感神経』が優位になる行動を増やすことが大事だということで、ほんの少しではありますが、歩いたり風景を眺めたり、持ち帰り仕事の間に映画や音楽を流したりしていました。(音楽や映画を見るのもいいんですよ)
散歩はセロトニンが出ますから、気持ちを落ち着かせる効果があります。うつ病の人にオススメなのも朝の散歩と言いますから、悪いことはないでしょう。
長時間労働では『交感神経』が優位になります。『副交感神経』を意識して、精神のバランスをとることをお勧めします。。
結局それ以上に働いてしまってへばったのですが、それでもおそらく歩かなかったらもっと違っていたのではとおもいます。
ちょっとした仕事の合間に散歩、オススメしますよ。
あ、今の時期は、散歩の時間と体調に気をつけてくださいね。昼では暑すぎますので無理しないように!
てらっちでした♪
今回の参考ブログ記事