えー、しばらくごぶさたしております。
現在、『公募ガイド』の小説講座を受講中です。
『公募ガイド』の講座ははじめに6回分のテキストがまとめて送られ、あとは自分の課題ができあがれば提出してよいというもの。ただ、
一回目の課題を提出→3週間後に講評が返送→次の課題を提出
というサイクルでいくとすると、1月おきの提出で6カ月で終了する予定。長くても1年がめどのようです。
おそっ。
『天狼院』のライティング講座からするととんでもなく遅いサイクルです。
そのスピード感は雲泥の差ですが、基本から一度学びたいと受講しています。
ライティング講座は毎週提出、毎週採点でしたからねえ。
まあ、小説書きに特化した半年にする予定ですのでその合間もうなりながら一本小説を書いていきたいと思います。
今やっているのはタイトルづけ。
ひたすらひたすらタイトルを考えてはノートに書くのですが、まあ、センスのないこと。タイトル付けが苦手だという自覚はありましたが、あらためてセンスないことを発見しました^^;最初から先が思いやられます。
たしかに売れている作家さんの題名はさりげないけど、内容をうまく表していたりキャッチーだったりしますね。
題材として「海」をもじるワークでも
『海辺のカフカ』(村上春樹はやはり違う)←()内は講師のコメント
なんてのは並べられた題名の例の中でもしゃれてるなあ。
『海と毒薬』はわたしの好きな遠藤周作さん。
存在感のある題名ですよね。
ふとそんなワークをしていて思いだしたのが
『セーラー服と機関銃』
この映画は私が小学生のときでしたが、今あらためてかんがえてみると、ギャップのあるふたつの単語はたしかに興味をひきますよね。一体セーラー服がなんで機関銃とつながるんだろうって。薬師丸ひろ子の銃をもった姿は題名そのままで、そのギャップがかっこよかった!
優しい海、赤い海、海と少女、海から来た人、海からきた悪魔……。
タイトルをつけているだけでも頭の中でどんな話なのだろうと、創造力が活発になるのがわかります。想像力の鍛錬にもなるし、アイデア枯渇したときにも、このタイトルづけワーク、いいかもしれません。
ちなみに、私が個人的におすすめする小説講座の本はこちら。 (公募ガイドは関係ありません。)

小説講座 売れる作家の全技術 デビューだけで満足してはいけない
- 作者: 大沢在昌
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
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あの『新宿鮫』シリーズで同じみの大沢在昌先生が何人かの受講生を集めて講義した模様が収められています。
視点の勉強や言葉の使い方はもちろんですが、第一線で活躍する人の心構えは、リアルで現実的で厳しいものでした。
これは小説書きを目指す人におすすめします。