こんにちわ、てらっちです。
これから、不定期で「そんなあなたに行ってほしい神社」のコラムを書いてみたいと思います。
昨今、神社はパワースポットとして日本人に愛され、みなさんあちこち行かれているようですが、どうも参詣している様子をみますと、「ああ、あなたはそっちじゃなくて、こっちの神社の方が絶対パワーもらえるのに!」という方を見受けます。
同じビジネスをしていても、職種によって、神様も得意不得意があるんです。
「あの神社はいいよー」というだけで、あなたに合う肝心な神社を素通りして行ってしまってはもったいない。
10年以上にわたり、古事記や文献を多数読んできたものとして、神社の神様をアドバイスできれば、と思います。
今日は
”美しく、強く、たくましく活躍したい女性”
にぜひ行ってほしい神社の紹介です。
その神社は、静岡県富士宮市の『富士山本宮浅間大社』
こちらのご祭神は、コノハナサクヤヒメ。
漢字では『木花之佐久夜毘売命(コノハナサクヤヒメノミコト)』と書きます。
木の花が咲くような姫となりますが、日本の誇る木の花と言えば?
そう、サクラ!
つまり桜のように咲き誇る美しいお姫様の神さまです。
ただ外見が美しいばかりではありません。
大変に気丈で、相手が天皇であろうが誰であろうが負けないんですよ。
コノハナサクヤヒメは、アマテラスの孫、ニニギノミコト(瓊瓊杵尊)に見初められて結婚しました。(本宮浅間大社には、旦那さんのニニギノミコトも祀られています)そしてたった一度の逢引きで子供ができてしまったため、天皇は姫を疑います。
この子供、本当にオレの子?
プライドを傷つけられたコノハナサクヤヒメは戸のない産屋を建てさせ、そこにこもり、誓約(うけい)つまり誓いを立てます。
この小屋に火を放ち、無事に生むことができたらあなたの子ですと。
そして産屋に本当に火を放ちます。
ごうごうと燃え盛る炎の中でコノハナサクヤヒメは、子供を産みます。
生まれたのは三人の男の子。
ホデリ・ホスセリ・ホオリの三人。
そして、この最後に生まれたホオリの孫が初代天皇の神武天皇となります。
天皇の血筋を炎の中で繋いだ強き女性の伝説です。
女性としての強さ、美しさ、プライドを兼ね備えたコノハナサクヤヒメ。
そんな彼女を思いながら、ぜひ参詣してみてください。
美しく、強く、たくましく活躍する女性にオススメする神社、『富士山本宮浅間大社』のリンクはこちら。
▲浅間大社(画像引用:浅間大社HP
春は桜と富士と本宮のコラボが美しい、さすがコノハナサクヤヒメの神社ですね♪
▲浅間大社の参道。
▲湧玉池。昔はここで禊をしてから富士山に登ったのだそうです。
▲ 美しい富士から湧き出る清流です。
▲こちらへ来たら、富士宮やきそばも忘れずにね♪
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