こんにちわ、てらっちです。
現在木の家を建てています。
市役所の住所変更届けとローンの矛盾点
今回は引越し前の住民票移動の話しです。
ローンを借りる際、最終的に新しい新居の住民票が必要となります。
そのローンを借りられないと、よほどの金持ちで一括支払いできるぜ! という方でないかぎり、当然住宅会社に全額支払うことができません。
まあ、だいたいそんな方はローンのお世話になることはないでしょうから。
しかしそういうかたは、なかなかいらっしゃらないと思います。
住宅会社には、住宅を建てながら、3回ほど、節目節目でまとまった金額を振りこんでいきます。そして引渡し前が最後の振込で、残りの金額をすべて支払うことになります。
支払うべき残りの金額を全額支払うことができないと、せっかく家の完成を目の前にしながら、家を引渡してもらうことができない、ということになります。
ところが。
なんと、住民票の変更というのは、その住所に住みはじめていないと変更することができないのです。
新しい家の引き渡しが行われないという、どっちが先?という矛盾が生じます。
住民票は、その住所に住みはじめないと、発行されない。
でもローン会社は、新しい住所の住民票がほしいという。
結果、住民票の転入届を出す際に、「ウソをついてください」というなんだか気持の悪いウソをつかなくてはいけないことになります。
これは役所の人たちも暗黙の了解らしく、下手に正直になるよりも、きちんとウソをつけばいい、という話しのようです。
つまり、「もう住んでいます」と住民票をもらうときに言えばいい、そういうことです。
▼こちらのサイトに分かりやすい説明がありましたので参考に。
こちらのサイトにあるように、
窓口:「新しい住所にもう住んでますか?」
貴方:「はい、○日からもう住んでいます。」
という、大人のウソをつかねばなりません。
せっかく新築を建てて住むのにわけのわからんウソをつくというこのシステム、とても気持ちが悪いものです。
気持よく新居に移りたいのに、嘘をつかなければならない。
市役所としては、虚偽の申告を知ってしまったら、発行はできないが、嘘でも「住んでいます」と言ってもらえれば発行する、ということのようです。
上記のサイトによりますと、一番困るのが子どもの学校問題。
通学区が変わってしまう場合、住民票が変更されると問題が生じてしまうので、融資を受ける名義人だけ先に変更してしまうとか。そのときは、住所変更の二度手間が起こります。
住所が遠い場合は大変なことです。
これはどこかでなんらかの対策をしてもらいたい。
この件は、ほとんどその場限りですんでしまうことで、おそらく「住んでいます」というだけですべてがおわることであるのでその慣習が通ってしまっているのでしょう。
それに新しく制度を作ったときには、さらに書類を発行しなければならない、かもしれません。新築にともなうさまざまな書類作成や、ハンコ作業の上に、さらにひと手間かかることになるかもしれません。
でも、これは変えていくべきことだと思います。
小さなことかもしれませんが、気持よく新居へとうつれますように。
てらっちでした♪
引越しの参考にしてください。
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