今、お祭りです!
静岡県西部の人たちはお祭り好きのようで、秋ともなると毎週のようにここかしこでお祭りがあります。
この辺りのお祭りは、『屋台』と呼ばれる山車(だし)を各町内で引いて練り歩きます。
太鼓や笛、三味線のとても和で軽快なリズムとともに屋台を引き、家々の前で子どもや大人たちが手踊りを披露します。
手踊りは縁起ものですので、ご祝儀を払って踊ってもらいます。
掛川はこんな感じですが、近いけれども、ちょっと場所が離れるだけでお祭りの様子は違ってきます。
海岸近くの地域と内陸の地域でもまた屋台の形も変わり、お囃子や踊りなども変わってきます。
みなそれぞれ自分の地域に誇りを持っていますから、他の地域と自分の地域とやっていることが違うことを知ると、
「そんなぶしょったい」(かっこ悪い)
とか
「お祭りはこれが一番だら(自分のところがいいと言っている)」
などと、本人たちは知らず知らず自慢?をしています^^
でも他所の地域もそれぞれ趣向があって、面白いものです。
この辺りの屋台は大きく2種類。
御殿屋台(ごてんやたい)と花屋台です。
山の地域では御殿屋台が多いでしょうか。大きな車輪が2つで手木を激しく上下に揺らして盛り上がります。
[画像引用:掛川観光協会]掛川大祭とは 「掛川観光協会」
だんじりのように走り回りません(笑)
海側の地域は花屋台が多く見受けられます。
[画像引用:じゃらんより]
花の飾りが華やかで、おかめやひょっとこなんて踊り手が前方に乗っていたりします。
町によっては「朝練り」なんていって、朝5時から太鼓叩いて練り歩くそうです。早いわー。
土日は雨模様のようですが、楽しみたいですね!
晴れろー!
こんな静岡もあります