(豊田町スポーツ少年団HPより)
こんにちは、てらっちです。
うちの息子2号は、昔卓球をやっていました。
中学から始めたのですが、その卓球部の顧問が自宅にマイ卓球マシン(バッティングマシンの卓球版)を持っていたほど熱心な先生で、本格的にトレーニングしてくれ、おかげで息子もそれなりに成績を残していました。
その卓球の地区での大会のことです。
その大会はほとんどが中学生ですが、中にはスポーツ少年団に入っている小学生たちも混ざっていました。
中学生の中に小学生が混じると、小学生はあきらかに背丈が小さく、本当にかわいいのです。応援に行っていた中学の父兄は、小さな子供たちをほほえましく見ていました。
しかーし!
いざ試合が始まると、想像を超える出来事がおこるのです。
中学生より、小学生の方がだんぜん強いのです!
身体が大きい中学生が、小さい小学生にパカパカ負けていくのをみて、わたしはあ然としました。
次第に、
「ああ、次は相手が小学生だから、負けるわ」
なんてセリフが出てしまうほど。
よくよく考えれば、中学生はほとんどが中学に上がってから卓球を始めた子どもたち。
そして小学生は身体は小さくても、小さい子は幼稚園から何年もスポーツ少年団で鍛え上げられたつわものだったのです。
学校の部活動は、顧問の先生がそのスポーツをやったことがなくてもなることがあります。息子の顧問は、人生を卓球にかけているような先生でしたから、息子は腕をめきめきとあげましたが、3年になって顧問がまったく卓球を知らない先生に代ってしまい、一気に意気消沈、しかし息子が部活をリードしていた状態となりました。
部活動は、顧問により生徒の実力に差がでますが、スポーツ少年団は少なくとも卓球を愛している人がコーチとして教えてくれますから、差が出るのは仕方のないこと。
なかばあきらめ気分で試合を見ていると、次第に卓球台で試合をしている子供たちが減ってきます。トーナメントなので、負けた子どもたちがいなくなると、次第に試合をしているこどもたちが絞られてきます。
ふと見ると、小さな女の子がいました。
卓球台から顔が出ているだけ。それなのに、卓球台すれすれの低い弾道でボールがものすごい勢いで飛んでいくのです。
「何あの子? かわいいけどすごいね」
「あれ、知らない? 伊藤ちゃんって言って、有名な子だよ」
そうなんです。
そのときの小さな女の子が、なんと、オリンピックで今をときめく伊藤美誠(いとうみま)選手だったのです!
オリンピックを見て思いました。
そりゃーうちの子供たちがかなわないわけだ(笑)
そして調べると、あの水谷隼(みずたにじゅん)選手も同じスポ少ということに驚きました。
いや、それどころではありませんでした。
その水谷選手のお父さんが立ち上げたスポ少だったんです!
本気なはずです。
そんなオリンピック育成塾のような本気モード全開の小学生が相手なわけです。日々厳しく質の高いトレーニングを積んでいる少年団。
オリンピックで二人もメダリストを生み出すようなスポーツ少年団だったんだ……。
オリンピックでのわたしの感想はこれです。
そりゃーかなわんわー。
二人とも、地元静岡県磐田市の出身です。
あまり言われてませんが、伊藤選手、水谷選手二人とも同じスポ少でした。
豊田町卓球スポーツ少年団の記事です。
(豊田町ってありますが、合併やらなんやらで磐田市です)
本当にこんな身近なところから、オリンピックのメダリストが出るなんて、ちょっとだけ関わった(???見てただけやんっ)人間として心からの祝福を伊藤選手、水谷選手に贈ります。
感動的な試合をありがとう!
さて、東京オリンピックに向けて、磐田市はサッカー、ラグビーのほかにも卓球推していかないとね!
(サッカーは言わずと知れたジュビロ磐田、ラグビーは五郎丸選手がいたヤマハ発動機ジュビロも磐田です)
オリンピック記事はこちら
東京オリンピックで空手が選ばれました!息子1号は空手をやっていたのでもう大喜びです。まあ、出られるわけじゃありませんが。
空手の荒賀選手をしっていますか?彼のスピードはテレビで特集を組まれるほど。
てらっちでした♪