こんにちわ、てらっちです。
ひざが、痛いんです。
普段はなんともないんですが、ショッピングモールなどでぶらぶらしてながーく歩き続けると、ひざが痛くなります。と言っても時間にすると30分くらい。たった30分!
しかし悲鳴をあげはじめた膝のいたみは時間を追うごとに増し、しまいにはびっこをひき、休み休み歩くということになります。
ショッピングモールだと痛くなってから駐車場まで遠かったりするともうげんなり。
そんなことが二週間つづいたため、早めに医者へ行きました。
今日はそんなひざの痛みから、病気の名前があるってかなり大事だっていうお話しです。
医者へいき、レントゲンを撮ってもらい、症状を話しました。
長く歩いた後だけ痛いので、現在は痛くない、ということも正直に話した方がいいと思い、
「今は痛くないのですが、30分くらい歩きはじめると痛くなるんです」
と伝えました。見た目にもなんともなく、触っても痛くない状態。曲げてもひねっても大丈夫。さらにレントゲンでもなんともないため、
「まあ、炎症おこしているんでしょうねえ。骨の方は何ともないですよ」
なんとなく「炎症」といって言葉を濁しましたが、よく分からないといった表情。先生は「なんともない」という診断を下して湿布を出してあっという間に終了しました。
うーむ。わたしには多大に不満が残って終わりました。
そしてその数時間後、一週間分の買い物をするために出かけましたが、案の定ひざに激痛が走り、もう帰りの階段は一段ずつ両足をそろえながら3階まで登るような状態でした。
「そんなに痛いの?」
「だから痛いんだっちゅうに」
ダンナも驚くほど突然痛くなり、歩くのも困難になります。
診断で、その朝見たテレビのような話をしてもらうことをわたしは期待していたのかもしれません。
芯の入っていない靴が膝を悪くするとか、こんな体操をするとひざ痛にいいですよとか、筋肉の衰えから土踏まずが無くなっている影響ですよとか、はっきりした原因と、対処法を。
しかし先生は外観とレントゲンとわたしの話しで診断を下しました。
まあ、それが普通なんですが。
もしかしたら私の伝える情報が少なかったのかもしれません。
でも伝える側はせいいっぱい伝えているつもりでも、先生の必要としている情報ではないのかも。なら、ある程度システム化するって必要なんじゃ。
この病院では「小さなことでも書いてください」程度のアンケートを初めに書いたくらい。
先生が必要な情報を項目化してシステムに入れたデータベースから疑われる案件が出てくるようにする。そんなシステムがあったら、こちらは先生が必要な情報を伝えることができるし、先生も診断しやすくなるんじゃないかなーと思うのです。
だいたいみんながみんな、しっかり自分の症状を伝えられるとは思えないし。
先生も患者の主観ばかりの話しから、必要なデータを拾って診断をくだすっていう困難な診療をこなしているわけで。
で、話しは飛ぶようですが、先日見たブランド買い取りサイトのシステムがすごくよくできていたんですね。そのサイトのシステムみたいのをある程度お医者さんも取り入れたらいいんじゃないかって思ったんです。
そちらでは素人のパートさんたちが、毎日2000箱送られてくるブランド品の山を査定するんです。いくつもの項目に沿ってそのシロウトパートさんたちがパソコンにデータを入力していくと査定がでる。しかも偽物の判断もそれでほぼできると。
医療の情報もどんどんふえていくし、どこかで膨大な診療データをデータベースにまとめて、症状をいくつか打ち込むと該当する案件がパッとでるシステムを構築する。それを日本中の医療機関で使えるようにする。アンケートを取って症状を当てはめていくとある程度の診断結果の参考が出る……。
これで先生がまだ知らない最新の病気の可能性も発見できたりしないかしらね。
先生方は頭いいからそんなの必要ないって言われればそれまでだけど。
患者としてはなんかしらの病名を知りたいっていうのもあるのよね。
知り合いで何を食べても味がしない味覚障害の人がいるんだけど、結局どこで調べてもらってもどこもわるくなくて、本当に苦しんでいます。今日の件で急に彼女の気持ちがわかるわたし。病院で「なんともない」って言われると、自分が嘘をついているみたいに思えて本当にやり場のない気持ちに困ります。誰にも理解してもらえない、治療方法もなく、自分の努力するべき方向も分からず、痛みや苦しみはそのままって……。
まあ、私の場合まだたいしたことはないんだけど、そんなことを考えました。
結局、歩くと痛みが走る私のひざ。
姿勢が悪いのも影響していると思うので靴や歩き方を変えてみようと思います。
あまりに痛みがつづくなら他の医療機関にも相談してみようかと。
名前って大事。わかっても重病ならそれはそれでショックなんだろうけど、この痛みのもとってなんなんだろう、それを知りたい気持ちってありませんか?
てらっちでした。
こんな記事はいかが?