こんにちわ、てらっちです。
ひさしぶりにうち会社の派遣、ブラジルねーちゃんエリの 話題です。
以前の彼女のネタはこちら。
けっこう豪快なことをしてくれるので楽しいねーさんですが、今回はまじめな一面、日本語を勉強に行くと言い出しました。
いや、いまさら?とちょっと思いつつ^^;
彼女はなんだかんだで10年くらい日本とブラジルを行ったり来たりしているアラフォーママ。
あまり日本語をしゃべることができないため、詳しい話しはさーっぱりわかりませんが、かなり重い持病や、手術を経験している(らしい)ようです。子供一人ブラジルにおいて日本で旦那さんと一緒に働いていることまではわかっています。
まあ仕事は正直にいえば雑ですが、一生懸命やりますよ。風邪をひいて熱があっても働くっていいますしね。あまりに高熱でダルそうなときは、みんなで帰れっていい加減に怒ってやっと帰ってもらったくらい。いい子ですし、みんなに愛されています。
まあ、それはさておき、今回日本語教室へいくとのこと。
仕事が終わってから19時から21時まで2時間を月~金で毎日勉強。
まだひらがなもよく読めないため、初級レベルでひらがな、カタカナからスタートする模様。
会社に入ってから一年ほど経ちますが、入ってから比べても少し上達しているんじゃないかな?いくつも会社を辞めてはいたらしいけど、どうやらこの会社が気に入って腰を据えて日本語を覚えたいって真剣に思うようになったらしいのです。(たぶん)
日本語教室は無料でチラシをみたら小さい字ですが「厚生労働省委託事業」と書いてありましたので、ちゃんとしたところらしく、浜松まで少し距離はありますが、通う日々がこれから続きます。
教室は朝の時間と夜の時間があり、彼女は当然夜授業を受けると話してくれました。
で、旦那さんは行かないの?と聞きました。
行くなら旦那さんも一緒に行けば、学びの質も上がるのではないかと思うのですが、
「ダンナサン、イケナイ」
「なんで?」
聞くと彼の派遣の仕事は工場勤務で2交代。朝出勤の日と夜出勤の日があるのです。
それはそうでしょう、この静岡西部というのは工場が多いために仕事を求めてブラジル人が集まっているようなもの。工場はこのあたりの日本人でも、多くの人が2交代、3交代をしています。実際私の親戚にも3交代の人がいて、そんな仕事形態はこの地区では普通のこと。彼が2交代でもまったく不思議ではありませんでした。
でもね、そんな彼らだって日本語を学びたいと思うのですよ。
実際彼はエリよりさらに日本語が得意でない人。
一度エリダンナが銀行で口座を開きたいと銀行から電話をよこし、エリが突然「電話」とわたしに渡したことがあります(事情がさっぱりわからないまま渡されました^^;)電話口の銀行員さんとお互いに事情から呑み込んでなんとか口座を開くことができましたが、彼も簡単な日本語だけでも話せるといいのにと思った出来事で。
それが2交代だから学べない。
浜松ならそんな人がごまんといるわけだから、そこは配慮してくれてもいいんじゃないかな。
しかも、朝授業と夜授業とあるのなら、フレキシブルに対応できそうなものです。(簡単に言うな?)期間はたった3か月なんだから、なんとでもやりようがありそうですが。
いや、逆にもっと長く期間を設定して、自分のペース、自分の仕事に合わせて学んでいく。
公文式のように自分の進むスピードで進むやり方なら他の人と合わせることはないし、
課題やスケジュールにナンバーを振って、どこからでも取り組めるようにするとかね。
受けたものを消し込んでいって、うけていない授業を後で取りに行くとか。
今静岡で夜勤でも働いている人にこそ、日本語を勉強するチャンスを与えてほしいなあ、そう思った午後でした。
あ、ちなみに彼女の証言をもとに書いてしまっています。何か誤解がありましたら、訂正しますのでお知らせください。
とりあえず、エリはこれから3か月日本語を学んできます。
がんばれー\(^o^)/
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