こんにちは、てらっちです。

前回は土地の本契約について書きました。
その本契約した日の午後、そのまま神主さんをお呼びして、地鎮祭と相成りました。神さまネタ大好きな割に神社のイベントには縁遠い仏教徒のため、神主さんと巫女さんがいらっしゃる!というだけで、けっこうハイテンションです!
今回は地鎮祭はどんなことをするのか?をお伝えしていきます!
地鎮祭についてのサイト
地鎮祭については、こちらがわかりやすいと思います。
地鎮祭は、工事の安全を祈り、この土地に家を建てることをお赦し願う儀式、とのことです。
神主さんへのお礼
神主さんへのお礼は、「初穂料(はつほりょう)」または「玉串料(たまぐしりょう)」と言います。初穂料と書かれているのし袋を買って持参しました。
地鎮祭はこんな感じ
当日の天気は曇り。夕方から雨の予報がありましたが、なんとか雨が降らずに済むよう祈りながら、現地へ向かいます。
その日の朝に契約したばかりの土地へと赴き、車を降りますと、すでに神主さんと巫女さんが祭壇を組み竹を飾って地鎮祭の準備をしていらっしゃいました。
これが神籬(ひもろぎ)となり、神様が降臨される際の憑代(よりしろ)となります。
ちょっと早く来すぎましたが、住宅メーカーの兄さんも到着すると、早々祝詞がはじまりました。
やり方がわからないけど、と思っていましたら、隣の巫女さんがちゃんと親切に、なんの祝詞をあげているのかを説明し、こちらがやることも指示してくれるんですね。安心しました。
「降神です。神様がひもろぎにおくだりになられます」(セリフがちがっていたらごめんなさい)
神主さんは驚きの美しいテノールボイス。そのままオペラ・ロミオとジュリエットでもできるんじゃないかと言うほどのビブラートのきいた美声でした。そのお声で
「おーーーーーーー」
と降神の効果音。(怒られるかしら^^;でも、神降臨の効果音ですよね、あのお声は)
おお、神さま降臨です。
それから献饌(けんせん)、お供え物を神様にお召し上がりいただく儀が行われます。
神様に祝詞を申し上げる祝詞奏上(のりとそうじょう)のあと、
神主さんと巫女さんで土地を周って清めていただき、(四方祓いの儀(しほうばらいのぎ))
ダンナが植えられた草を鎌で刈るしぐさをしたり、住宅メーカーさんがクワで砂を掘り、お札をその砂の中に埋める儀式を行います。(地鎮の儀(じちんのぎ))
お札を埋めるという行為に驚きました。
それから一人ひとり、榊をお供えします。ちゃんと巫女さんが「深く二度頭を下げてください」「二度拍手をしてください」
と説明してくれますので、安心です。
そしてほどなく、
「昇神です。神様が天に御座(みくら)にお帰りになられます」
ふたたび神主さんが「おーーーーーー」と効果音を発せられると、神様がお帰りになってしまいました。
けっこう忙しいですね、神様。
そのままこの土地に居座ってくれる儀式なのかと思いきや、呼び出されてちょっとお酒を振舞われただけで、すぐお帰りになられてしまいました。
神様は天へと帰ってしまいましたが、ちゃんと守っていただけるのでしょうか?と思っていましたら、例の埋められたお札は、土地に埋めて守っていただくのだと神主さんから説明がありました。
それからお供えものをいただきました。
にんじん、大根、果物に、昆布、かつぶしなどの乾物でした。
まとめ
この土地は東南海トラフ地震が昔から予言されている場所です。地域の方に聞くと、少し地盤も弱いとのことですので、神様にがんばって守っていただきたいものです。
しっかりお祀りしましたからね!
てらっちでした♪