こんにちわ、てらっちです。
先日も紹介しましたが、『スーパーベター』をご存じですか?
今日はその著者であり開発者であるジェイン・マクゴニガルさんがほぼ日で特別講義を行ったという朗報が入ったので、そのお話しです!
先日の記事はこちら。
スーパーベターを日本語に訳しています
友人たちと取り組んでいるスーパーベター日本語訳。
日本語訳しなければならないページが177ページ!思いのほか膨大なページ数となっております。
ボリュームも内容もかなり差があるので、科学的背景などのページでなければそこまで難しくはないと思いますが、なかなかありますね。
メンバーが各自取り組んでいる中、こんな朗報がありました。
なんと、ほぼ日でその「スーパーベター」の産みの親、ジェイン・マクゴニガルさんが、双子のケリーさん(『スタンフォードの自分を変える教室』の著者)と一緒に来日、糸井重里さんのほぼ日において特別講義を行ったというのです!
その記事がこちら。
ジェインさんは、日本人のゲーマーが大変多いことを大変喜んでいました。日本には1億100万人ものゲームをする人がいて、さらに3人に1人が毎日かかさずゲームをしているとか。日本のゲーマーが一年間に平均350時間ゲームをしていて、それはフルタイムで2か月働くのと同じ時間だというのです。
ゲームをするということは遊んでばかり、とか暗い、というマイナス面にばかり目が行きがちですが、彼女はポジティブにとらえています。
ゲームをしている人々の脳内の活性化しているところが
1.モチベーションを感じる部分
2.学習能力を高める部分
だとか。
彼女のおもしろいところは、これを実際の人生で「ゲームをしていないときにも脳内を「スーパーエンパワード」(ゲームをやっている時の脳内のこと)な状態にできないか」というのです。
そしてたどり着いたのが『スーパーベター』
詳細は不肖ブログまたは、ほぼ日講義をみていただくとして、
彼女は最後に日本についてコメントしています。
「世界で一番『スーパーベター』の考え方が役立つ場所は、日本ではないかと考えています」
ひとつにはすでに大きなゲーム市場があるという点も大きいと。
そして、ある調査で、日本人の半数が
「人生の成功はたいてい、自分のコントロールできない力で決まってしまう」と考えていること。
これは、ゲームの考え方の正反対だと彼女は述べます。ゲームの考え方が人々に希望を作る力になるかもしれないと。
それから日本で働く人の84%が
「不安や鬱などといった精神的な問題により、自分の仕事のパフォーマンスが落ちている」
と感じていること。
さきほど紹介したゲームをやったときに脳が活性化する部分、これはまさにうつ状態のときに活動が落ちてしまう部分なのだそうです。
ゲームで精神的な問題が解決できるなんて、そりゃ楽しいし、無理強いされなくてもやってみたいと思うし、それで仕事のパフォーマンスが上がってしまうなんて、そんな素敵なことないじゃないですか。
ただ、スーパーベターのアプリはとてもよくできているのですが、英語版しかありません。
ぜひ日本語訳完成させて、アピールしたいと思います!
あ、ちなみにわたしはまだ和訳してないや^^;
今度は和訳もチャレンジしなきゃ。
スーパーベターの世界、ぜひのぞいてみてください。
スーパーベター関連書籍

- 作者: ジェイン・マクゴニガル,妹尾 堅一郎,武山政直,藤本 徹,藤井 清美
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2011/10/07
- メディア: 単行本
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