先日まで4回にわたってNHKで放映されていた「100分de名著」で、アルフレッド・アドラーの「人生の意味の心理学」を4回にわたって読み解いていました。
名著51 アドラー「人生の意味の心理学」:100分 de 名著
人づてに聞いて、初めてこのシリーズを見たのですが、「嫌われる勇気」の著者岸見一郎先生が解説にいらっしゃって、ちょびっと小芝居を挟みながらわかりやすく解説していきます。
一般人代表のような伊集院光さんの立ち位置、いいですね。
まあ、もう2月の放送だったので今さらですが、未だにビデオに録って見ているわけで、いやーなかなか心に響きます。
こちらはNHKの「100分de名著」からの抜粋。
「性格は変えられる」「トラウマなど存在しない」「嫌われる勇気をもて」等々、常識を覆すような幸福論を掲げ、今、多くの悩めるビジネスマンや若者たちに、人生の指針として読まれている心理学者がいます。アルフレッド・アドラー(1870-1937)
性格、変えられました。
トラウマ、脱却しました。
そして、現在「嫌われる勇気」実践中です。まだまだ、嫌われる勇気が持てずにもがいている状態ですが、もがいてもがいて、自由を目指したいと思います。
で、最後の4回目の時、写真にある岸見先生のこの言葉がとても響いたのです。
「自分を嫌う人がいるということは、自由に生きているという証し」
ああ、そう思えばいいんだ。自由になりたいんだから嫌われてもいいや(笑)
単純にそう思いました。
「仕事で何か不満があったら、それを言えばいいんです。嫌われてもいい。いや、かえって嫌われて辞めてしまったならその方がすっきりしてよかったと思うかもしれない」
かいつまんでいますが、おおよそそんなことを語る岸見先生。
ていうか、NHKでこんな発言していいのだろうかと心配になるほど。
心配になるあたり、まだまだわたしも修行が足りないんでしょうな。
やはりアドラーの言葉は衝撃的です。本をいくつか読んでいても未だに衝撃的です。
この言葉が普通の常識になるくらいになれば、日本も変わるんだろうなあ。
またしばらくはこのビデオ見ることでしょう。
次の回はなんと司馬遼太郎だから見たくなってます。なかなか面白い番組やってますな。
いや今さらゴマすってもしょうがないけど。
今日はこんなところで。
てらっちでした♪