突然ですが、SAUSAGEってなんて読みます?
友人のSNS上に流れてきた画像に、マックマフィンが載っていました。
よくある、これ食べました!というだけの画像なのですが、これが社内をゆるがします。
「ねえ、これなんて読む?」
とマックマフィンの包み紙に書かれた英語を同僚に聞かれました
「なにって、なにも……ソーセージじゃないの?」
普通に答えてしまったらなんだかとっても残念そう。
ちっという舌打ちが聞こえそうな表情です。
次のパート仲間に訊く同僚。
「ねえ、なんて読む?」
彼女は手当たり次第つかまえては聞いてゆきます。
「サウ……サ???」
「わたしさー、これ『サウサゲ』って読んだら旦那にすっごい馬鹿にされた」
「あはは、わたしも読めんかったー」
「読めないよねー。まさかSAUでソーって読むなんて考えつかんかった」
そう、SAUSAGEはソーセージなんです。
いや、サウサゲって……と私は思いましたが、彼女たちの読み方、それって要はローマ字読み。
ローマ字読みがまだこの年(みんないい年ですわ)になってもここまで頭の中を席巻しているとは。
子どもの頃一番初めに出会う英語(?)がこのローマ字読み。
小学校の授業でも数時間を割き、アイウエオの表を使ってすり込み式に頭に叩き込みます。
それがその後何年も習う、中高、人によっては大学、就職してからも何年も習うことになる英語が、この数時間だけ習ったローマ字読みにかなわないんです。
おそるべし、ローマ字読み。
日本語ではaiueoくらいしかない子音が英語にはたくさんあるから、どうしても親しんだローマ字読みに頼ってしまい、そのままずっと英語教育の間もローマ字読みしながら授業を受けてきたんですよね。
わたしも心当たりがあるからわかります。覚えられない単語のつづりはローマ字読みでおぼえていましたからね。
ただ、これからの子どもたちはこんなんじゃ困ります。
今って英語教育はどうなんだろう、と調べたところ、
英語は2018年から小学3年生から英語活動必修化、小5から教科へと変わっていくようです。
2018年からは、将来的に「英語で討論・交渉できること」をめざした実践的な英語教育へと変化をしていきます。(中略)【小学校】小3から英語活動は必修化、小5・6は成績がつく教科へ(2020年度完全実施)今まで、5年生から必修化をされていた英語は、3年生からの必修化へとさらに早期化。
(ベネッセのサイトより)
小学校の英語教育が、ローマ字から入ることはなくなるのかはこの記事からはちょっとわかりませんが、早い時点で英語にふれる環境にはなるようです。
日本人の慣れ親しんだローマ字読み。ローマ字読みしてしまった時点で頭の中の英語と、耳から聞く英語は別物になってしまいます。
うちの同居人も同じ状態。
wi-fiもウィーフィーって読んでたし^^;
これで会社のビジネスで英会話はむりやろーと横でみながら思う次第。
ローマ字読みに毒された大人たちはさておき、「英語で討論、交渉できること」を目指した教育に代るという英語教育、ちょっと期待しましょう。
日本でも英語で会話できるように。
わたしも勉強しなきゃ。
てらっちでした♪
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