ブラジル人ねーさんエリ(38歳子持ち、現在日本に出稼ぎ中)がうちの会社にいる。以前わたしに誕生日プレゼントを派手に渡してくれたねーさんだ。
そのときの記事はこちら。
その彼女も当然今回のシンガポール旅行に一緒に行ったわけだが、やはりお国柄の違いか、やることなすことびっくりすることだらけ。わたしの予想をはるかに上回る彼女の所業をぜひご紹介したい!
オープンショルダー
エリは四日間、ずっと肩を出していた。
こちらは40代以上、上は70代までという田舎のおばはん連中のため、基本じみーな格好。おしゃれしているつもりではあるが、やはり地味である。中には原色好きの派手なおばちゃんもおるが、「肩を出す」というアクションに出るものはいまだかつて誰もいなかった。
さすが外国人、肩の出し方も派手、フルオープンショルダーである。(そんな言葉ある?)
太っていてもそれが似合うからうらやましい。
オープンショルダー、サングラス、ハイヒール、真っ赤な口紅
絵は下手くそだがこんな感じ。
これぞ外国人の旅行スタイル!って感じ。似合うのよー。いやーまねできない。
スーツケースを大小2個使い!
なんと彼女、ド派手なピンクのスーツケースを大小2個持ってきた。
わたし「あんた、何入ってるよ?」ときくと、
「アハハハハ、服イーーーッパイ!」
そのしぐさは、掴んでは放り込む、まるで洗濯機にモノを放り込む動作である。
どれだけ入れてきたんだ?
一体何が入っているんだ?
妄想が妄想を呼び、噂がウワサを呼び、社員の中にいろいろな話が飛び交う。
「ブーツでも入ってるんじゃない?」
「靴はヒールだけって言ってたに」
「ヒールって、明日はユニバで歩くのに?」
「あ、でもさっきクロックス持ってるって言ってたよ」
会社に入るときに「日本語熟達度70%」と言われたエリとは、あまり話しが通じないため(いい加減なもんである)、情報が錯そうする。
よって、同室のメンバーに一体そのスーツケースの中に何が入っているのか確認するようにお達しが出る。
「はいねー。見とくよー」
スーツケースの中に入っていたもの
で。
何が入っていたかと言いますと。
小さいスーツケースには、
帽子が2個!!!!!
だけって、おいっ!!!!!
で、大きい方も服がぐちゃっと詰まっていたのだが……。
同室メンバーの知らせによると、
なんと……
シャンプーとリンスのボトル丸ごと入ってた!
重い!
何泊する気やねん!
もう、言ってくれりゃ小さいシャンプー貸してやっただに。
ひたすら自撮り
もうね、ずっとどこ行っても写真撮ってたんだけど、景色撮ってるの見たことなかったぞ。
自分、自分、自分、自分、自分、自分と、たまにみんなで自撮り。
みんなで画面に入っても、目の前の自撮り画面には一切の景色はなし!
「ねえ、画面に全然景色はいってないじゃん」
「ウゥン、イイヨ」
いやよくないだろ。
自分大好きである。
まとめ
自分大好きになるように、海外ではほめてほめてほめまくって育てるって聞いたが、自分大好きになるとこうなるのかもしれない。
わたしも自分大好きだけど、まだまだ大好き度が足りないのかもしれない。
年配のおばちゃんたちは、そのはっちゃけすぎにちょっと引いていたけど、
これだけ楽しめればいいだろうよ。
もっと自分を楽しんで、自分大好きになって、今を楽しもう。
彼女を見てそう思ったのでした。
てらっちでした♪
シンガポール旅行の話しはこちら♪