こんにちわ、てらっちです。
わたくしのイエタテが日々進んでおります。
で、前回のブログでは住宅ローンを比較してみました。
その住宅ローンを借りるとき、今話題なのが「3大疾病保険」をつける、というもの。
7大疾病から多いものでは9大疾病になりますが、今回は
「本当にそのような保険は本当に必要なのか?」
を考えてみたいと思います。
〇大疾病保障つき住宅ローンとはなんぞや
3大疾病とは、おなじみ
「ガン・心筋梗塞・脳卒中」
の三つで、この三つのいずれかに該当すると診断されたとき、(心筋梗塞と脳卒中は発病して60日以上その症状が継続、労働につけない等と診断されたとき)住宅ローンが0円になるというもの。
7大疾病から9大疾病は、以上の3大疾病プラス、指定の病気に診断されたとき住宅ローンが免除となります。
たとえばJAの9大疾病で対象となるのは3大疾病のほかに
高血圧症・慢性腎不全・慢性膵炎・肝硬変・糖尿病・ウイルス肝炎
の6つ。その6つの発動条件とは、以下のようになります。
保険対象期間内に、高血圧症、慢性腎不全、慢性膵炎、肝硬変、糖尿病またはウイルス肝炎を発病し、その疾病により被保険者の経験、能力に応じたいかなる業務にも全く従事できない状態が、その状態となった日からその日を含めて365日以上継続したとき
〇大疾病は本当に必要か?
一見ね、9大疾病とありますからこれだけ保障されていれば安心だろうと思うわけですよ。
もちろん安心安全大好きな我が家の旦那さんはこれを求めているのですが、保険というシステムがいまいち好きではないわたしは反対しているわけです。
こう弁護士なみにこれはこうだから!と説明できればいいのですが、わたしの考えに近いのはこちらのサイトでした。
安心を買うために毎月掛け金を払うわけですが、借入金利に0.25~0.3%上乗せされた金額を支払うことになります。月々ですと3,000円ほどになるとか。
こちらのサイトによりますと、これだけの金額を支払うことになります。
仮に、2000万円を固定金利10年1.25%で35年返済のローンを組んだとします。保険なし住宅ローンと0.3%上乗せの保険付き住宅ローンで返済額がどうなるか見てみましょう(固定金利10年で10年後も固定で金利変動がなかったと想定)。
1)保険契約なし・・・毎月返済額5万8817円 総返済額2470万3140円
2)保険契約あり・・・毎月返済額6万1727円 総返済額2592万5340円
保険付き住宅ローンの場合、毎月返済額が2910円増え、総返済額では122万2200円も負担が増えることになります。この差額が保険料というわけです。
35年間この保険のために支払う金額が122万円。
ひと月3,000円ほどだとしても35年も払っていればそうなるわけです。
これで住宅ローンがチャラになると考えればそれまでですが、やはり保険はギャンブルの要素がありまして、その指定された病気にならなければチャラにはならないわけで。
その病気になる自信がある人が入ればいい?
しかしそんなに世間は甘くありません。当然通院していたり薬を処方されている人は指定の診断書の提出を求められます。借入金額も大きいので金融機関も厳しいですよ。
場合によってはそれ以前の「団体信用生命保険」も入れるかどうかもあやしくなってきます。実際断られる人もあるそうです。
薬漬けなダンナが心配になってきました。(危ない薬ではありませんよ、念のため)
ダンナが会社で「最近料理の味付けが濃くなってないか?」と冗談めかして言われるそうですが、失礼だなっ。ちゃんと薄味、野菜おおめをこころがけとるわいっ。
とにもかくにも家族は健康で働けるのが一番です。
〇大疾病という保険に安心するのではなく、まず健康になることをめざしましょ。
それが一番の節約だと思います。
てらっちでした♪