賀茂真淵記念館に行って来ました。
その道程の途中に『縣居神社』という賀茂真淵を祀ったお社があったので、今回はそちらのお話しです。
賀茂真淵記念館の話しはこちら。
www.teracchi.com
賀茂真淵とはだれやねん。
賀茂真淵とは?
江戸中期の国学者で、「古事記伝」を記した本居宣長のお師匠さんになります。
そもそもわたしが小林秀雄氏の『本居宣長』という本を読んでおり、こちらですね

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その中に出てきた師匠の賀茂真淵という名前が気にはなっていたのです。
ある日、浜松の町中を車で通った折りに
「賀茂真淵生誕の地」
「賀茂真淵記念館」
と車窓の向こうに驚きの文字が!
「うおーこんなところに!賀茂真淵生誕の地、ちかっ!」
その時ばかりは呆れる旦那を横目に車中大騒ぎしていました。
さすがに旦那は興味ありませんので、本日時間ができたので、その「賀茂真淵記念館」へひとりで行くことに。
その途中にあった『縣居神社』
賀茂真淵記念館への道
浜松駅のバスターミナル5番ポールから乗り込み「商工会議所」の停留所で降ります。
西へ少し歩くとすぐに
「賀茂真淵生誕の地」
発見です。
もう着いたと思っていると、そこから右手の坂道へと歩かねばならない様子。
サイトを見ると、たしかに「北へ5分」とあり、
「※坂道となっております」
と但し書きしてありましたが、着いてみてびっくり。坂なんてもんじゃありませんよ!
ナナメ45度はあるだろうという、とんでもない急こう配の坂道。
これですよ、これ。
しかもこんな「急傾斜地崩壊危険区域」に指定されているレベルです。
もし徒歩で行かれる方は、一応「覚悟」して歩いてくださいね。
歩きやすい靴をオススメします。
また、もし車いすの方でしたら、車、または設備のあるタクシー等を呼んで移動することをおすすめします。とても押して歩ける角度ではありません。
縣居神社
坂を上りきったあたりで、「縣居神社(あがたい)」なるお社がありました。
説明書きを読むと縣居というのは賀茂真淵のことで、賀茂真淵が祀られているということでした。
門人を何百人とかかえた江戸時代屈指の教育者でもあったという賀茂真淵。
学問成就にご利益があることのこと。わたし、今年簿記も受験する予定ですので、これも何かの縁、まだ正月の名残のある境内へと入り、お詣りしてきました。
当時の浜松藩主水野忠邦が、崇敬していた賀茂真淵を祀ろうと建立したお社とのことで、歴史ある今にもくずれそうな鳥居をくぐり、お社へ。
神社ミッション突如敢行
なんとここで、突然「神社ミッション」をやろうと決めました。
神社ミッションは1万円を神社に納めるというミッションです。
こちらの心屋さんの本の受け売りです。

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あいにくわたしの財布に入っていたのは最大5000円札の樋口一葉さんのみ。
だいたい計画なしの思いつきで行動している女ですからこんなものです。
また残りの5000円は次回ということで、(次回くるのか?)5000円を投入。
お賽銭箱に入らず、箱の上にちょんと乗ってしまったので、仕方なく賽銭箱に乗り上がり手で無理やり押し込みました(笑)
社務所から見えてたら賽銭箱荒しの妖しい人物ノミネート確実です。
二礼二拍手一礼
はじめまして、てらっちと申します。
これから一年いろいろとチャレンジしてまいりますので、よろしくお願いします。
賀茂真淵さんにご挨拶が終わったので、すぐそばの『賀茂真淵記念館』へと向かいました。
れっつらごー!
つづく。