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土俵に女性が上がると相撲の未来はどうなる?相撲を2つに分けてしまおう。

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こんにちは! てらっちです♪

 

わたくしはママサポートもしながら、神社愛好家&日本の神さま研究家もやっています。

そんな神さま愛好家として、どうしても気になっているのが、例の

 

『相撲の土俵に女は入ってはいけない』

 

の一件。

 

相撲は神事なんですよ。知ってました?

そしてわたしの好きな神さまも神事。

同じ神事を共有している、ということで、神事視点から今回の相撲の一件を見てみたいと思います。

 

女性が土俵にあがると、相撲界になんと明るい未来が待っているのですよ♡

 

相撲の結界

先ほども書きましたが、実は相撲は神事です。

神事はイコール、スピリチュアルです。スピリチュアルといえば聞こえはいいものの、要するに科学的根拠のない決まりごとがあるということです。

 

相撲も神事ですから、神事としての決まりごとがあります。

 

塩をまいたり、土俵入りの儀式がそれです。その決まりごとのひとつが『女人禁制』というわけで。

ただ、相撲協会としても、なぜ『女人禁制』かと言われても、おそらく「昔からそう言われている」としか言いようがないのではないかと思われます。

調べたところ、土俵に神降ろしの儀式で降りてもらう神さまは、五穀豊穣、豊漁の神さまで、女神だとか。

その女神を喜ばすため、土俵の上は男性のみ、という意見もありましたが、本当にそれが正確な由来なのかはあまりはっきりせず。

相撲協会の規則を見ても『女人禁制』と明確に提示されていませんから、長い歴史の中で『女人禁制』という禁忌がある、という習慣だけが曲解され受け継がれていると思われます。

 

結局は「昔からそう言われているから」に過ぎません。

 

もともとのきっかけはあったのでしょうが、きっかけの出来事は時代とともに消え失せ、習慣としての『女人禁制』が残りました。

 

相撲と祭りの『結界』は同じ

ところで、わたしの住む地域のお祭りも、もちろん神事で、いくつか決まりごとがあります。ある日、あるものが『結界』だと聴き大変驚いたことがありました。

 

わたしの地域のお祭りは、はじめに神社で舞を奉納します。それから町内に戻り、太鼓や笛を奏でながら屋台を引くというのが祭りの大きな流れです。

この屋台を引くながーい綱がありまして、お祭りでは子どもたちがこの長い綱を引いて屋台を動かすわけですが、この綱が、実は『結界』だったのです。

 

それが証拠に、休んでいる屋台の近くを通りがかってみてください。

地べたに置いてある綱をまたごうとすると

 

「綱をまたがないで!」

 

と強く怒られます。つまりこの綱の中は、神聖な神事中の『結界』であるがゆえ、ハッピを着ていない人たちはまたいではいけないし、入ってはいけない、というのです。

 

これも「なんで?」と問えば、理屈をこねる人はいるでしょうが、結局は「昔からそう言われているから」にすぎません。

そしてそれが長く続くと、本当に『結界』はできあがるのです。いわしの頭も信心から、と言いますが、まさにそれです。この綱の中は『結界』と信じれば、そこは『結界』となります。これは心理的な『結界』ですが、綱をまたぐと「不吉なことが起きる」というように思考が変化してゆきます。決まりを守らないと、不安になってゆくのです。

 

相撲の土俵にぐるりと渡されている綱も、実はこれ、『結界』です。

 

神事に関係しない人がまたいではいけない範囲ということです。

 

宗教の場としての土俵?

とにもかくにも、土俵に女性が上がってはいけない、ということを守らないといけない。相撲協会の空気は『女人禁制』を守る空気が蔓延しているのでしょう。

 

宗教として土俵に上がってはいけない、というのなら、もうこれは他人がとやかく言えるものではありません。 なぜなら、信じている人は、それを犯すことがタブーであり、犯すことで起きるであろう「不吉なもの」に恐怖感を感じるからです。

理屈をこねたり、科学的根拠がない、と訴えても、漠然とした「不吉」が心を襲います。犯してはいけない「タブー」を犯せと言われても、信じている人には『結界』をやぶるというのは神に刃向かうという事実となるので、すぐに直すということは難しいと思われます。

 

まあ今回の若い行事がどのような思いで「女性は土俵から降りて」と言ったのかはインタビューでもしなければわかりません。単純に規律に従順だったためか、宗教心が強かったためかはわかりません。若いなら前者の気がしますね。そして協会を包みこむ空気が後者であった可能性もあります。

 

では、解決方法はないのでしょうか?

この男女差別をなくそうという世の中において、女性は土俵に入らない方がいいのでしょうか?

 

これからは相撲をスポーツに!

女性は土俵に上がることができるようにするにはどうしたらいいのでしょうか?

 

答えは単純です。

 

相撲を神事とは別に、『スポーツ』として行うこと。これにつきます。

 

今はそれが神事とスポーツとごっちゃになっているため、わかりにくくなっています。どちらにしろ、今までもほとんどの一般の人は相撲を単なるスポーツとしか見ていないのですから、

余計に理解されづらいし、さらにややこしいことになっています。

 

例えばこのように分けてはどうでしょう?

 

本場所は神事を行う場所とする。

 

巡業先やイベントは、スポーツ相撲とする。そのときは女性も当然土俵に上がることができるようにする。

 

このようにわけてしまえばいいとおもうのですが、どうでしょう?

 

女性が土俵に上がることを認めたときにはじめて、相撲が世界へ向けて動くことができるようになります。

え、世界?

 

スポーツ相撲の国際化の可能性

女性もOK、誰でもOKとすることで、はじめて相撲の国際化が見えてきます。

まあもっとも、相撲協会が国際化したいのかは疑問ですが、国際化を目指した場合の提案をします。

 

そもそも相撲のルールというのは至極単純。

 

土俵から出るか、膝から上に土がついた方が負け。簡単ですよねえ。

これはぜったいに世界的にも楽しめるルール。

先日の某番組でも、アフリカの人たちにルールを教えて相撲をやってもらったら、大変な熱狂でした。盛り上がり方が半端じゃなかった!

その映像を見たとき、これは世界的に広められるコンテンツではないかと思ったのです。

 

ですから、まずは神事とスポーツとを分けて考えること。そして、スポーツ相撲は誰もが参加でき、世界中の人たちに楽しんでもらえるスポーツにしていくこと。

 

これなら相撲協会としても納得でき(るのか?)、さらに相撲を大きく国際的にもしていくことができる策じゃないかと考えますが、どうでしょう?

 

シンプルでみんなが理解しやすく、単純に勝負を楽しめる相撲なら、国際化を狙えるのではないかと思うのです。まあ、ユニフォームのまわしは、女性としてはちょっと考えてもらいたいですけどね。

 

ほら、女性が土俵に上がったら相撲の未来が明るく開けてきた気がしませんか?

 

女相撲について

あちこちで、女相撲も昔はあった、と言われています。

実際に昭和の時代にも女性力士がいたようですね。

若緑さんというようです。わたしの勤め先のおばちゃんは、「昔テレビで見た」とのことでした。なんと、きれいな方だったようです。

 

↓こちらはその息子さんの書いた書籍です。

女大関 若緑

女大関 若緑

 

 

ただ、江戸時代中期に行われていた女相撲というのはスポーツを楽しむというより好色の感が強かったように思えてなりません。

上半身裸のまわし姿で女性二人で組ませるとか、もしくは女性と盲目の人と戦わせるとか。

とりあえずテレビなら放送禁止のレベルでした。そんな興行でしたから、「江戸時代にも女性が土俵に上がっていた…」というと、今回の女性が土俵に上がる云々の一件に、あまり適さない例かと思われます。

 

神さまは意外と寛容

ただね、話しのそもそもに戻っちゃうのですが、わたしは日本の神さまを研究していますでしょ?その観点から見た率直な感想は、

 

『日本の神さまは、もっと寛容ですよ』

 

でした。

女性が入ったって大丈夫です。

神さまはそんなに心が狭くありません。

 

そもそも神道は世界でも珍しい『教義のない宗教』なんです。結界やらなんやらはありますが、大元の宗教的には、本当におおらかな宗教です。

だから、人の命がかかったときに、「入るな!」とまでいう神さまじゃありません。もっと人間に近くて情の深い神さまたちです。

 

そんな神さまたちですから、人を助けるため結界を犯したのだとわかれば、女性でも男性でも、逆に「あっぱれ!」と褒めてくれますよ。きっと。

 

決まりごとも大事でしょうが、本当に大事なことは何か判断できるよう、大人から若い人たちに指導したいものです。

 

以上、今回の女性の土俵問題についてあれこれ書いてみました。

 

最後まで読んでくださって感謝です!

 

てらっちでした♪

 

 

おまけ。なぜ女性が入ってはいけないのかを大学院に入ってまで調べた人がいる。

なぜ女性は土俵に入ってはいけないのか?

横審で有名だった内館牧子さんが、その謎を解明すべく、わざわざ大学院に入り学び直していました。あれだけ相撲を愛する人ですらそこまで学び直して研究するほどなのですから、一言でどうこう言えることではないとわたしは考えています。

ちなみに内館牧子さんが「女性は土俵に上がってはいけない」理由を学びに大学院に入った時から卒業までのあれこれを綴ったエッセイがあります。
こちらの本では「なぜ女性が土俵に上がってはいけない」のかは詳しくわかりませんが(苦笑)内容はとても面白い一冊です。

 

 

養老院より大学院 (講談社文庫)

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