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一寸法師のルーツの神さまは、身体は小さいけれど、パワフルなお医者さんだった!

こんにちわ、てらっちです。

 

久しぶりに日本の神さまのお話しです。

桃太郎、浦島太郎、一寸法師……。
なんだか流行りのauコマーシャルのキャラのようですが(笑)、どれも古代からつづく神さまの話しが元になっています。
『古事記』にその源流となる話しもいくつか見受けられます。

今日はその中から、一寸法師をピックアップ♡︎(°´ ˘ `°)/

一寸法師のCMキャラはあんな感じですが、ルーツの神さまはかなりすごかった!

 

一寸法師は、小さな男の子が鬼と戦い姫を助ける物語ですが、同じように小さな小さな神さまが『古事記』にも出てきます。 


少彦名命(スクナヒコナノミコト)というのが、その小さな神さま。


天の羅摩船(あまのかがみぶね。ガガイモの殻の舟という意味)に乗り、蛾の皮を着ている、という時点でかなり小さいですねえ。
この神さまはそれくらい小さいとはいえ、かなりの功労賞ものの神さまでして、大国主と一緒に国作りを成し遂げたという、一大事業を成功させた神さまなんです。

(ちなみに大国主は、大黒さまに比定されている、日本を昔治めた国つ神です。あの出雲大社の御祭神です。因幡の白ウサギを助けたのはこの神さま)

 ▼ガガイモとはなんぞや?

ガガイモ

 

スクナヒコナは身体は小さいけれど、明るくてユーモラスでパワフル!

この小さな身体で、とんでもない大事業をやってのけるというギャップが人々の心を鷲掴みにする理由なんでしょうね。

 

彼の功績は、国作りの他にも

 

・人々や家畜のために病気治癒の方法を定めた。

・生命力を高める薬効を酒に認め、酒造技術を普及させた。

・温泉を初めて治療法に用いた

 

など、医療の神としての一面もあります。

スクナヒコナは古代のお医者さんでもあったんですね。

 

スクナヒコナは、最後に常世の国に帰ってしまうのですが、その帰り方も不思議なもの。

粟の茎に登ってビョーンと飛んで帰っていったという、ちょっと変わったユーモラスなフェードアウトをしたスクナヒコナ。

 なんだか愛嬌もあって、憎めないヤツって感じじゃありません?

 

小さな小さなスクナヒコナは、そんなわけで、「医薬、酒、温泉」などの御神徳があります。

他にも小さな子が元気に育つように、子育ての御神徳も。

 

長野県「御嶽神社」

奈良県「大神神社」

福島県「温泉神社」

などでお参りできます。

少彦名で検索してみてくださいね!

近所にもお祀りされた神社があるかもしれません。

 

参考文献『「日本の神様」がよくわかる本』

 

 

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